
現在TwitterやMessageアプリを用いて不審なURLが拡散されており、これらを受け取る、safariで開く事でiOSデバイス(iPhone、Mac等)がフリーズやクラッシュを引きおこすバグ「chaiOS」が発見されました。
判断が難しい為、不審なURLが送られてきた場合は間違ってもクリックをしないように注意してください!
「chaiOS」とは
米メディアMacRumorsによる情報だと拡散されているURLはプログラミング関連情報サービスGithubのURLだそうです。
ページを開く事はもちろん危険ですが、URLを受け取った時点でフリーズしてしまい送信者とのメッセージが開けなくなるようです。場合によってはiPhoneが強制再起動をするケースすもあるのだとか・・・恐ろしいですね。
現在最新のiOS11.2.2や開発者向けに公開されているiOS11.2.5でも確認されているようです。
対策は?
何よりも、このような不審なURL付きのMessageはクリックしないのが一番の対策です。
今回の件だけでなく、こういった端末に何かしら悪影響を及ぼすURLは多数に存在します。中には巧妙な手口を使いAppleになりすましメールを送ってくるモノも存在します。その他、おもしろ半分で友人、知人に送ったりするのも絶対にやめておきましょう!
万が一クリックしてしまった時は・・・。
とりあえず焦らずに落ち着いて強制再起動を行いましょう。
再起動手順
【iPhoneX/iPhone8/Plus】
①音量(+)ボタンを押す→②音量(‐)ボタンを押す→③サイドボタン(本体右側)をリンゴマークが出るまで長押し
【iPhone7/Plus】
音量(‐)ボタンとサイドボタン(本体右側)をリンゴマークが出るまで長押し
【iPhone6s以前の端末】
電源ボタンとホームボタンをリンゴマークが出るまで長押し。
上記手順で一時的に強制再起動をする事で修復します。
もしMessageアプリを開いただけでフリーズする場合はメッセージスレッドを左へスワイプし削除を選択し消去してください。
◆safariでフリーズに遭遇してしまった際は以下の手順で対応してください。◆
【設定】アプリから【一般】【機能制限】【機能制限を設定】とタップします。
機能制限パスコードを入力(忘れないでください)し【Webサイト】【アダルトコンテンツ制限】とタップ。
その下の項目「常に禁止」にある【Webサイトを追加...】をタップし「github.io」と入力します。問題となっているURLのドメインは[htihub.io」ですのでURLのドメインが「hithub.io」と一致するページは開けなくなります。
上記が終わればsafariを開いて該当ページを削除して機能制限を解除してください。
今後Apple側でも何かしらの対応を行う可能性もありますが、他にも不審なURLが送られてくる事はあります。まずは安易に開かないように心がけましょう。