先日話題になったiPhoneの速度低下問題。
Appleで古い機種でバッテリーが劣化した際、iPhoneで不具合(予期せぬシャットダウンなど)が起きないように処理速度を落とす措置を取っていました。そこでiPhoneのバッテリーを交換したところ「処理速度がかなり早くなった」という記事が挙がっています。
その記事によれば、バッテリーの性能を計るアプリで調べたところ数値が2倍まで上がったようです。(数値が高ければ高いほど速度が速い※重いアプリや本体容量にもよる)
一部のユーザーでは、20~30%しか上がらないという報告も出ているようですが、それでも使用中のストレスを多少なりとも改善できるのなら交換するという人が急増しているようです。
そしてもうじき、バッテリーが劣化した際にiPhoneの性能を落とすそのシステムを、ユーザー自身で機能をoffに出来るようになり、自身のiPhoneバッテリーの劣化状況もチェック出来るようになるようですね。
これはAppleのティム・クックCEOが1月17日に行われたABC Newsのインタビューのなかで明らかにしたもので、次期iOSで実装されるようです。
このアップデートは数か月以内に配信される予定で、バッテリーの劣化状況チェック機能については来月の開発者向けのベータ版から実装されるとみられています。
そのABC Newsのインタビューでティム・クックCEOは、“突然のリスタートが起きないために、性能をわずかに下げている。それを望まないなら、その機能をoffにできる。でも、iPhoneは人びとの生活にとってとても重要だし、いつどんな緊急事態が起きるか分からないから、私たちはそれを推奨しない”と言っています。
何はともあれOFFにすることでバッテリーが劣化してる状態で性能を落とさず使い続けるのは、端末・バッテリーにはかなりの負荷がかかり突然のシャットダウンが起きやすくなることに繋がります。最悪は電源が立ち上がらなくなる事も。
最終的にお金、時間があるとき早めにバッテリーを交換した方がよさそうですね。