みなさんこんにちは○彡
ダイワンテレコム
渋谷宮益坂店です!
少し前に話題になっていました「iOSを更新すると動作が遅くなる問題」
訴訟にも発展したこの問題に、appleが改善策を出しました。
おさらい
“バッテリーが劣化した旧機種での予期せぬシャットダウンを防ぐために、CPU(中央演算処理装置)の処理性能を抑えるようOSに修正を施していた。”
と言う、アップルの発言に対して、世界のiphoneユーザーが訴訟を起こしたという問題。
主な訴えは以下の通り
・消費者の同意なしに、iOS更新によって勝手に性能を落とすことは消費者の知る権利を侵害している
・消費者の選択する権利を設け、iOS更新に基づいて利害に関係する情報開示をするべきである
このユーザーの訴えに対して、apple側も対策をとりました。
バッテリーの無償交換
“iOSを更新で旧機種の性能を抑えている”と同時に、“バッテリー交換で性能低下が改善される”とも発言しているappleさん。
ユーザーからは“バッテリーを交換して直る事なら教えて欲しい!明確な説明をしていれば、新しい機種を買うことは無かった”との訴えにバッテリーの無償交換サービスを施しました。
ただし、無償になるにはいくつか条件があります。
・AppleCare+ に加入
・バッテリーの蓄電容量が80%未満に劣化している
・AppleCare+及びApple製品限定保証の保証内(期間・事項)である
対象となるiPhone6以降のモデルの保証対象外でも3,200円で交換はするとのこと。
破格とも思える価格ですが、時間については予約からなかなかの期間が必要になる模様。その観点から、即日対応している街の修理屋さんで修理を依頼する方も多いようです。
そして何より“対象となる”と言う条件が気になるところ……
「バッテリー診断に基づけば、本当にバッテリー交換が必要な端末は、ご注文を受けたもののうち10%にも満たないことをぜひお伝えしたいです」と、CEOはおっしゃっております。
性能低下の無効化機能が追加
2月リリース予定のiOSで『性能低下OFF』機能を導入すると発表しました。
これらの訴えを受け正式に謝罪をするとともに、バッテリーの劣化によってどのような問題が発生するか、その発生を回避するためにどのような対策を実施したかについて説明したappleさん。さらには性能低下OFF機能やバッテリー診断機能の追加など、今後のソフトウェア更新でシステムの透明性を高めると約束しました。
しかし、“バッテリーが劣化した旧機種での予期せぬシャットダウン”が起こる可能性が下がるわけではないので、消費者の要望は応えられましたが、消費者にはよりいっそうの自己管理が必要になったと言えるのではないでしょうか。