
Appleが昨年6月に発表し2018年2月9日にアメリカ、オーストラリア、イギリスで発売が決定した家庭用スピーカー「HomePod」。
現時点で日本での発売は未定ですが次は日本での発売かと期待が高まります。今回は何かと話題になっているHomePodについてご紹介いたします。
HomePodとは?
Appleが発表した家庭用スピーカー。
iOS11.2.5以降を搭載したiOSデバイスに対応。
iPhoneシリーズはiPhone5s以降、iPadはiPadPro、iPadAir以降、iPadmini2以降、iPadtouchは第六世代以降。
カラーはスペースグレーとホワイトの2色で価格は349ドル(約3.86万円)。
7インチ弱の高さ、全体をメッシュで覆い目的の方向に音を届ける7方向ビームフォーミング対応のツイーター・アレイが装備されiPhone6でおなじみのA8チップを搭載しています。
HomePodはiPhoneの音声アシスタント「Siri」に対応しており、Siriを使い音楽再生はもちろんニュースの読み上げやiPhoneのメッセージ送信するだけでなく、「HomeKit」に対応している為、家電の操作、例えば照明をつけたり、シェードを下ろしたり、iPhoneやiPadのホームアプリを使えば外出中でも家電の操作が可能になる優れものです。
360度に6個のマイクアレイが搭載されておりスピーカーの近くにユーザーがいる場合、部屋の反対側にいる場合、大音量で音楽が鳴っている場合に関わらず人の声「Hey Siri」を認識し理解する事が可能です。再生中に「Hey Siri、この曲いいね」と伝えるとHomePodとAppleMusicが何万ものプレイリストの中からユーザー好みの音楽を学習していき音楽の好みが、どのデバイスでも共有可能になります。
強みは音質!
その他、特徴としてはApple製のオーディオ技術と最先端のソフトウェアを組み合わせる事で、部屋のスペースを認識把握し音をコントロールする事で狭い部屋、広い部屋等、その部屋に最適最高のサウンドを提供してくれます。一定方向から音が聴こえる訳ではないので、スピーカーの前に居る必要はなく、どの場所にいても部屋全体で音が響いているような感覚を得られるようです。
3つの再生モード
部屋のスペースを把握する機能を使った再生モードも用意されているようです。
◆アンビエントエネルギーモード:壁に音をぶつけてステレオ感の演出。
◆ダイレクトエネルギー」モード: 音場を狭め、シャープでスピーディなサウンドを再現
◆フルミックスモード:上記2つをバランスよく組み合わせる。
なにより他のスピーカーとの一番の差は「音質」である事は間違いないようです。
今後は複数のHomePodを同期する事が可能になり違う部屋で別のHomePodの操作や2台並べてステレオスピーカー、複数台並べてサラウンドスピーカーとして使う事も出来るようです。
日本発売は?
最初にお伝えした通り日本での発売は未定ですがSiriは日本語にも対応していますし、日本での発売は時間の問題かと思われます。音楽好きはもちろん、個人的にも非常に気になる商品なので期待したいです。