こんにちわ。
ダイワンテレコム池袋東口店でございます。
今回のブログでは当店で実際に行われているiPhone修理の工程をご紹介したいと思います。本日の修理内容は【iPhone SE / 画面割れ】です。
iPhone SE / 画面割れ
お客様は「iPhone SEを落として画面が割れてしまった。割れていると操作時に支障が出てしまうので綺麗な画面に戻してほしい」とのことでの修理依頼でした。確かに画面が割れてしまうと操作はもちろん、ガラス片が指に刺さって怪我をしてしまうこともあります。軽度の画面割れであってもそのまま使用すると割れが広がって、最悪の場合はタッチ不良を引き起こしてしまうことも・・・。「全然使えるし、このままでもいいや」は大変危険ですので、当店では早急に画面修理することを強くお勧めしております。
修理前の動作確認では特に問題はありませんでしたが、フロントカメラ周辺のパネルが欠損しており、内部パーツが見えている状態でした。埃や湿気で内部パーツが故障してしまうこともあるので、このようなパネルの欠損にも注意が必要です。
では、早速画面修理を始めましょう！
iPhoneの分解
iPhoneを分解するには、まず始めに「星ネジ」と呼ばれる特殊なネジを専用ドライバーを用いて外します。Lightningコネクタ両サイドに2つ固定されており、フロントパネルと本体を固定する重要なネジなので欠品などがある場合は早急にお近くのiPhone修理店で購入、または取り付けてもらいましょう。
星ネジを外したらパネルと本体の隙間にヘラを入れ、力を入れすぎないよう慎重に外していきます。テコの原理でグイっと開けてしまうと液晶画面を破損させてしまうことがあるのでより注意が必要です。iPhone 5シリーズのパネルは本体の内側に収まるように設計されているので、パネルを外す作業はやや難易度が高いように感じます。
パネルを開けることが出来ました。と、ここで要注意です！iPhone 5s、iPhone SEのホームボタンは本体側のLightningコネクタとフレキシブルケーブルで接続されているので、ここで勢いよく開けてしまうとケーブルが断線してホームボタンが使用できなくなります。パネルを半開きのまま固定し、Lightningコネクタにつながっているコネクタを外します。
これでフロントパネルを開けることができました。次に赤い丸の箇所にあるネジを外し、そのままプレートを外します。左がフロントパネルと本体を繋ぐコネクタ、右がバッテリーコネクタです。
プレートを外すとこのようになっています。
まずは通電を完全に遮断させるためにバッテリーコネクタ(赤い丸)を外します。実はiPhone SEはiPhone 5sよりもロジックボード(基盤)が非常にデリケートなため、このコネクタを外す作業に最も注意が必要です。このようなコネクタはプラスチック製のヘラを使用して外しますが、負荷をかけてしまったり、ロジックボード側に傷をつけてしまうと本体が故障してしまうことがあるので、慎重にゆっくり外します。
外し終えたらパネルと本体を分離するためにパネルと繋がっているコネクタを外します。この時、必ずプラスチック製のヘラをします。
コネクタを外せばこのように分離することができるようになります。基本的にiPhoneの画面割れ修理はフロントパネルを交換する工程になりますので、元のパネルに搭載されているパーツを全て外し、新しいパネルに移行します。
ホームボタン・近接センサー・ヒートシンク
まずは赤い丸の箇所に取り付けられているパーツを外します。上が「近接センサー」、下が「ホームボタン」になります。
始めにホームボタンから外していきましょう。
iPhone SEのホームボタンはLightningコネクタを繋ぐフレキシブルケーブルが一体となっています。柔軟なケーブルではあるものの、非常にデリケートなため傷をつけてしまわないよう注意が必要です。
次に近接センサーを外します。
近接センサーのパーツは「フロントカメラ・近接センサー・照度センサー・集音マイク・イヤースピーカー」が一体型となっており、その上からプレートが取り付けられています。近接センサーは一部の機能が動作不良になってしまった場合、近接センサーの部品交換を行うことで改善しますので、トラブルでお困りの際はお近くの修理店で診てもらうことをお勧めしております。
次にヒートシンクプレートを外します。iPhone 5s・iPhone SEgは先ほどの近接センサーとヒートシンクプレートが両面テープで繋がっており、ズレがないようしっかり固定されています。このテープは基本的に剥がさずにそのまま移行します。
「ホームボタン・近接センサー・ヒートシンク」の全てのパーツが取り外せたら新しいパネルに移行します。写真左が交換前、右が交換後のパネルになります。「ヒートシンク→近接センサー→ホームボタン」の順に取り付け、後は本体のコネクタに繋げます。
バッテリーコネクタ、プレート、ホームボタンフレキシブルケーブルをしっかり付ければ・・・
ご覧の通り、ピカピカな画面が戻ってきました！
もちろん、欠損していたフロントカメラ付近のパネルも綺麗になっております。
【修理時間：20分】
【修理料金：4,780円(税別)】
iPhone SEは操作性に優れ、小型でありながらも「iPhone 6s」と同等なスペックを持つことから発売当初は多くのiPhoneユーザーから注目が集まり、2016年3月の発売から現在に至るまで未だに人気の衰えないモデルです。そんな人気を誇るiPhone SEですが、今年で発売から２年目を迎え、Apple Care+の正規保証サービスが切れてしまうことから正規店での修理料金が高くついてしまうことがあります。そんな時、ダイワンテレコム池袋東口店でしたら画面割れ修理【20分程度】、バッテリー交換【10分程度】で即日のお渡しができ、更に割引サービスで修理料金もお安く提供することができます！その他、各種不具合にも対応しておりますので、お困りなことがございましたらまずは一度ダイワンテレコム池袋東口店にお問い合わせくださいませ。
