皆さんこんにちは○彡
ダイワンテレコム
渋谷道玄坂店です!
最近こんなニュースがありました。
『1か月も氷漬けのiPhoneが動いた!』
紛失していたと思っていたスマホが、1か月後に凍結している道路で発見。これだけでも良かったことですが、ダメ元で乾燥してみたら電源が点いたそうです!正に奇跡ですね!!
回復のコツ
凍結しているところからの復活はかなり奇跡的な実例だとは思いますが、何か月も前に水没させた端末や水深数メートルの海水にどっぷり浸かった端末や線路のかなり危険な所の汚い水たまりに長時間放置された端末が回復することは、当店でも稀にあります。
奇跡的に復活した端末を独自の目線で分析してみました!
ボタンを押さない
点いていた端末が真っ暗になっている時点で、かなりの重症です。そこで慌てていろんなボタンを押してしまうと、折角回復の兆しがある端末がショートしてしまう可能性があります。
とにかく乾燥
iphoneの部品は純度の高い鉄で作られています。水分に触れると瞬く間に腐食していきます。不純物が多いと尚さら進行は進んでいきます。なので、一刻も早い乾燥が必要です。簡単で効果的なのはお米と一緒にジップロックですね。
動かさない
電源が入るか入らないかは、ロジックボード(基盤)の損傷が要だと思っています。ロジックボードには見た目ではわからない部分に小さなICチップが入っているので、水でダメージを受けているところに少しでも衝撃が加わると、壊れてしまう可能性があります。半ば諦めて殆ど動かさなかった端末が、最後に奇跡を起こすかも……
今回の氷漬けiphoneもこの事例に当てはまると思います。
修理店に出す
上記3つをやったら点いた!という事もあると思いますが、ベストをつくすなら、もう一歩我慢して電源を点けてみる前に修理店へ出す事です。気が急って一回点けて見たくなる気持ちは分かりますが、いろいろ試して動かした状態の端末が、さらにいじられて直る確率は減るばかりです。修理において手数は少ないのが無難です。正直、端末をまるまるお米に漬けて、一晩やそこらで内部の水分は全然乾いていません。なので、開けてクリーニングする方が水分がよく取れます。
さらに、低温状態が続いたり水濡れしているバッテリーは予期せぬショートを引き起こす事があるので、バッテリーは交換しておいた方が良いでしょう。
水没や電源が点かない症状を復活させる手段は限られています。
なるべく早めに、ご相談だけでも良いと思います。
いつ何が起きてもおかしくないので、普段からバックアップはこまめに取っておきましょう。