長く使っているiPhoneやiOS11へアップデートした後など、「動作が遅い」「固まった後アプリが落ちてしまう」なんて事になっている方も多いはず。動作が遅くなる原因は、先日話題になったバッテリー性能低下問題から始まり、アプリのキャッシュやネットワーク(Wi-Fi)等様々な事が考えられます。今回はそんな重くなってしまった「iPhone」の動作を緩和する為の解決法補をまとめました。
使っていないアプリを終了させる
アプリを使用すると終了させない限りバックグラウンドに残ってしまいます。残っているとその分メモリを消費し、端末の動作を重くさせてしまいます。簡単な操作なので、まずはアプリを消して端末を軽くしましょう。
手順
・iPhone8まで(ホームボタンがある端末)
「ホームボタンを連続で2回押す」→「過去に使ったアプリが表示される」→「使っていないアプリを下から上へスワイプし終了させる」
・iPhoneⅩ
「画面下から上へスワイプし途中でスワイプを止める(指を画面から離さない)」→「過去に使ったアプリが表示される」→「アプリを長押しすると左上に(-)が表示される」→「使っていないアプリを下から上へスワイプし終了させる」
アプリのバックグラウンド更新をオフにする
「appのバックグラウンド更新」機能はwi-fiや4Gといった端末が通信可能状態である時に自動でアプリの更新をしてくれる便器な機能ですが、アプリが入っていれば入っているだけ頻繁に更新してしまい動作が重くなったり、電池の減りが速い、容量を消耗するなどの問題をもたらしている原因の1つです。なので、普段滅多に使わないアプリなど更新が必要がないアプリは更新をオフにして動作を軽くさせましょう。
手順
キーボード変換学習をリセットする
学習機能によって使用すればするほどデータが蓄積されてしまいます。その学習機能のデータを削除することで動作を軽くする事が出来ます。
手順
「設定」→「一般」→「リセット」→「キーボードの変換学習をリセット」→「パスコードを入力」
iCloudとの同期をオフにする
iCloudの設定をしていると定期的にデータをバックアップしてくれますが、定期的に取る事によってメモリを消費してしまいます。勿論、バッテリー消費も激しくなってしまいますのでPCを持っていない人は厳しいですが、PCにバックアップしている方はiCloudの同期をオフにしましょう。
手順
「設定」→「TOPに出てくるAppleID名が表示されている所」→「iCloud」
Siriと検索(iOS10以前のSpotlight検索にあたる機能)をオフにする
この「Siriと提案」は端末の中に入っているアプリ、データを検索できるだけではなく、数式を入れるだけで答を出してくれたり、単位、為替などの計算も行ってくれるとても便利な機能です。しかし、便利な機能だけあって端末の負荷が高くなり動作が重くなってしまう原因となります。この機能は知らない方が多いです。普段から使っていないのであればオフにする事をお勧めします。
手順
「設定」→「Siriと検索」
Safariのキャッシュ・履歴を削除する
Safari上に一時保存されているファイルやデータの事をキャッシュと言いますが、そのキャッシュが蓄積されると端末の容量が圧迫され、動きが鈍くなることがあるので、重くなってしまった場合はキャッシュを削除すれば改善する可能性があります。
手順
「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」
メモリを解放する
メモリを開放するアプリは「App Stoer」には多数のアプリが存在します。ただ、こうしたアプリは広告が多くインストールするのはちょっと・・・なんて方も多いはず。今回紹介する方法はアプリをインストールせずに解放する方法です。
※この方法はiPhone8までとなり、iPhoneⅩではアプリのインストールが必要となります。
手順
「ホームボタンを長押しする」→「スライドで電源オフ画面を表示させる」→「ホーム画面に戻るまでホームボタンを長押しする」
「視差効果を減らす」機能を有効化する
画面の切り替えや壁紙が奥行きがあるように表現できる機能となりますが、これらをオフにすることにより端末への負荷が減り速度が速くなる他、バッテリーも長持ちするようになります。
手順
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「視差効果を減らすをオンにする」