「バッテリーがすぐに落ちる」
iPhone6を中心として最近持ち込まれる件数が増えています。
iPhoneのバッテリーはリチウムイオンバッテリーを使用しています。品質もよく、長持ちする電池ですが、充電のサイクル数が決まっており、約500サイクルと言われています。これは満タンまで充電一回分でカウントされており500回に近くなったり超えてしまうとバッテリーの劣化が始まります。
最近ではAppleで「バッテリーが劣化したiPhoneが意図的に低速化されていた」事実という発覚して以来、各国での訴訟騒ぎやバッテリー交換の大幅値下げなど数々の波紋を巻き起こしてきたこともあります。
間違いなくバッテリーを交換することでiPhoneのパフォーマンスは改善されますが、それ以前にもう少し寿命を保つ方法はないのでようか?今回はiPhoneのバッテリーを長持ちさせるコツをご紹介致します。
1, 充電を大量に消費するアプリを突き止める
iOS10の方は、設定アプリ > 一般 > 使用状況 > バッテリーの使用状況からアプリ毎の消費率を確認することが可能です。
バッテリーの持ちをよくするには、あまり使用していないにもかかわらず異常に電力を消費しているアプリはアンインストールしてしまったり、ブラウザや音楽再生アプリなどの消費が大きいアプリの使用を控えたりしましょう。
思わぬアプリがバッテリーの寿命を縮める原因となっていたりするので、最優先でチェックすべき項目です。
2, 位置情報サービスをオフにする
常に位置情報サービス(GPS)をオンにしておくとバッテリーの消費量が増えますので、普段はオフにしておくといいでしょう。
MAPアプリを使用する時など、GPS機能が必要な時だけオンにすることをオススメします。
3, Bluetoothをオフにする
こちらもGPS機能と同様に、常にオンにしておくと充電の大量消費に繋がります。
普段からBluetooth機能を使用しない方は忘れずにオフにしましょう。
4, 明るさの自動調節をオフにする
周囲の光の環境によって画面の明るさを自動で変更する機能です。
センサーを常に稼働させることになってしまったり無駄に画面が明るくなることがありますので、オフにすることをオススメします。
便利な機能ではありますがかなりのバッテリー消費に繋がりますので、利便性を取るか消費電力を取るかの選択になります。
5, AirDropをオフにする
AirDropは大容量のデータも簡単に交換できる機能です。
非常に便利な機能ですが、使用する時以外もオンにしておくと常に周囲の端末を検索している状態になりますので大量に充電を消費してしまいます。
普段はオフにしておくといいでしょう。
6, 視差効果を減らすをオンにする
設定アプリ > 一般 > アクセシビリティ > 視差効果を減らす から設定できます。
視差効果とは端末を傾けた時に背景が動くというもので、特に必要のない方は視差効果を減らすをオンにしてしまいましょう。
オフにしておくと常にジャイロセンサーの処理を行ってしまいますので、動作が重くなる原因にもなります。
7, Wi-Fiの自動検索をオフにする
外出時などに何度もポップアップで「ワイヤレスネットワークを選択」という表示がされないでしょうか?
接続を確認がオンになっていると、新たな Wi-Fi が見つかるたびに接続可能な Wi-Fi が表示されてしまいます。
オフにすることで、煩わしさと一緒にバッテリーの消費を抑えることができます。
これだけでもiPhoneバッテリーの持ちはだいぶ変わって来ます。
他にもホームボタンを二回押し、バックグラウンド上に溜まっているアプリを消したりすることで動作の軽減やバッテリーの劣化も抑えることができるので試してみては如何でしょうか?