iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。
iPhone6s以降、耐水性能が備わっていますが、Appleは今後、更なる耐水性強化の為に様々な技術の特許を申請しているようです。
耐水化①ライトニングコネクタ部分
Appleがライトニングコネクタ部分(充電差込口)にも耐水性能を持たせる特許を申請している事を以前のブログでお伝えいたしましたが、この他にも様々な特許を申請している事が米国特許商標庁が公開した書類で分かりました。
こちらがライトニングコネクタに耐水性を持たせる為の技術に関して説明している図面です。
この特許が申請されれば湿気が多い場所での充電を行いながらの長時間の使用も可能になってきます。
耐水化②SIMカードトレイ挿入部
ライトニングコネクタ部分の他にはSIMトレイの挿入穴にパッキンを設けて水分の侵入を防ぐようにする案も出ているようです。尚、iPhone7/7Plus以降のモデルにはSIMカードトレイには樹脂製のシーリングが施されていますが今後発売されるiPhoneには更に、こちらの部分に関しても耐水性能が強化されるようです。
また外装パネルの内側にスプレー式のコーティング剤が塗布される可能性もあり実現すれば本体内部への水の侵入を防ぐ事も可能になります。
耐水化③スイッチ、ネジ部分
フロントパネルと本体の間の耐水性が強化されたとしても、スイッチ部分やネジ穴部分からの水没の可能性も考えられる為、これらの部分にも耐水性を持たせる構造の図解も提出された特許申請書には含まれていたようです。
スイッチに関しては機構部分にナイロンなどのフィルムを組合わせて防水性能を強化。
図解を見るとネジには柔軟でポリウレタンのような防水性のあるポリマー製素材を用いてます。
今後は徐々に耐水レベルが強化されていき将来的にはiPhoneが完全防水になるのも近いかもしれませんね。
参考元:Patently