こんにちは。ダイワンテレコム池袋東口店の浅原です。
本日ご紹介する修理レポートは【iPhone6の充電トラブル】です!
ライトニングケーブルを本体に差しても充電反応が悪かったり充電スピードが遅かったりという症状でした。
このような場合ですと、コネクタの原因も考えられますがバッテリー自体の劣化という可能性もゼロではありませんね。
動作確認
バッテリーの消耗状態をチェックしてみると、若干消耗はしている感じですね。一度、新しいバッテリーを仮付けして充電状態を確認してみましょう。
…と、ここでライトニングケーブルが反応なし。
数回差し込んでみると、充電マークが出ないで反応しない事が数回。
となると、バッテリー側の問題ではなく、端子部分の方が問題みたいですね。
では、今度は新しいドックコネクタのパーツを仮付けしてチェックしてみましょう。
仮付けコネクタにケーブルを差し込んでみると…本体が起動しました。正常に認識していますね。
本体が起動したところで、数回ケーブルの抜き差しを繰り返して反応を確かめてみます。
反応が良くなっていますし、きちんと画面右上には充電マークもしっかり表示されております。
ここで修理の方針が決まりました。
今回はドックコネクタの交換修理を行います!
修理開始
では、このまま作業の続行です。本体とパネルを分離して作業しやすい状態にまで進めます。
この写真のパーツが今回交換して組み込む新しいドックコネクタとなります。
端子部分だけ交換するという訳ではなく、このようにイヤホンジャックやスピーカーの端子などが一つに繋がっているのですね。
しかも、この部品は本体の底の部分に接着されているのです。
今回のiPhone6はドックコネクタの部分を比較的簡単に外す事ができるのですが、iPhone7になると本体基盤なども外す必要があり、ほぼ全分解しなくてはならない作業となってきます。
ですから、iPhone7のドックコネクタ修理は、少々長めのお時間を頂戴する事となっております。
では、どんどんパーツを分離していきましょうか。
バイブレーションのユニットを外し、アンテナ線を外してスピーカーも取り外し。
ここまで分解が進むと、本体の底に接着されたフィルム状のパーツが取り外せるようになります。
はい。そしてこのように取り外す事ができました。
新しいコネクタのパーツは本体に接着することになるのですが、端子部分のズレが出ないように、慎重に位置を合わせて組み込んでいきます。
そして、外したパーツを元通りに組み込んでいけばドックコネクタの交換修理の完了となります!
修理結果
本体が起動した後で、各種動作チェックを行いますが、きちんと全て正常に機能しておりました。
【修理機種:iPhone6ドックコネクタ交換修理】
【修理時間:約60分】
【修理金額:5,200円(税別)】
iPhoneのドックコネクタは重要なパーツとなっております。
充電ができなくなってしまうと、バッテリー残量が無くなった時には本体を起動する事ができなくなってしまいます。また、バックアップの作成でコンピュータと接続する事も出来なくなってしまいます。
反応が悪い状態でコンピュータと接続をしていると、データの転送エラーが発生してしまい、本体の不具合に繋がってしまう可能性もあります。
故障個所の判断が難しいと思った場合は、是非ともダイワンテレコム池袋東口店にお問い合わせください。
各種診断を行い、不具合部分に対する適切な修理を行う事ができるかと思います。
また、幅広い種類の修理項目に対応している当店では、画面割れ修理やバッテリー交換の他、データの移行サービスやバックアップなどもお受けしております。
以上で、今回の修理レポートを終了と致します。
ご覧いただきましてありがとうございました!