【レビュー】 iOS 12を一週間使ってみた

iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。

iOS 12プレビュー版を一週間使用してみた

先日リリースされたiOS 12プレビュー版を一週間使用してみたのでレビューします。主要な機能はこちらの記事で紹介してありますので、今回はマイナーアップデートの中で、気になった点を紹介します。

壁紙が追加された

一種類、クールな壁紙が追加されました。

Measureアプリが追加された

新しくMeasureアプリが追加されました。

このアプリは、AR機能を利用して、空間の距離を測ることが可能です。例えば、MacBook Proの横幅を測るとこんな感じです。筐体の両端にマーカーを合わせて点を追加。

二点間の距離が簡単に計測できます。

また、Measureアプリには水平器機能もあります。iPhoneの画面を上に向けて置くと、角度がわかります。水平(0°)の時は画面が緑色になり、傾いていると二つの円が中心から離れていきます。円が離れていく方向を見ることで、視覚的にどの方向に傾いているか容易に判断できます。

タスクキルが簡単に

iOS 11まではタスクキルをするにはホールド＆スワイプが必要でしたが、iOS 12ではスワイプするだけでタスクキルが可能です。

Memojiが追加された

Memojiとは、Animojiのキャラクターを自分でカスタマイズできるというものです。

キャラクター一覧の左上の十字ボタンから新規作成できます。

実際に私も自作してみました。まずは肌の色や顔の主要パーツを決めて行きます。

次に眼鏡やピアス、ヒゲなどのアクセサリーを選択します。かなり似てきました。

完成しました。

かなり珍しい肌色でも再現できるので、誰でも自分そっくりに作ることができると思います。

ボイスメモアプリが刷新された

ボイスメモアプリのUIが刷新され、より使いやすくなっていました。三点リーダのアイコンをタップすると、メニューが表示され、編集・複製・共有ができます。

編集モードでは、左上のアイコンから、クロップ・挿入が可能です。

他にもiCloudでの同期が可能になり、iPhoneで録音したデータをiPadやiPodでも使用することができるようになりました。

QR読み取り機能が追加された

カメラアプリにQRコード読み取り機能が追加されました。iOS 11まではQRコードを読み取るために専用のアプリを別途インストール必要がありましたが、iOS 12では不要に。コントロールセンターから起動することも可能です。

試しに、YouTubeのQRコードを作成し、読み取って見ましたが、QRコードをカメラが捉えた瞬間に読み取りが完了するほど速く、精度も非常に高かったです。

Face IDの複数登録が可能に

今まではFace IDに登録できる顔は一種類でしたが、iOS 12では複数種類の顔を登録することが可能になりました。これにより、メガネをかけている時や髪を下ろしている時など複数パターンの顔を登録することができ、よりFace IDの精度を高めることが可能になりました。また、共用端末の場合は複数人の顔を登録できるので、より便利になるでしょう。

バッテリー情報が詳細に

今までもどのアプリがどれくらいバッテリーを消費したか確認することができましたが、iOS 12からはバッテリーの増減をグラフで視覚的に確認できたり、どの時間に自分がアプリを集中して使用していたかのログを確認することができたりします。

また、ベータ機能ですが、新品の時に比べてバッテリーの最大値がどれだけ減っているかを確認できるようになりました。これにより、iPhoneのバッテリー関係トラブルの特定が容易になることが予想されます。

Siriのショートカット機能が便利に

Siriで登録した音声に自分で機能を割り振ることができるようになりました。例えば、”Go to ~~~”でWebサイトを開くようにしたり、鍵に専用のBluetoothタグをつけておけば”I lost my key”というだけで、Siriが鍵の場所を教えてくれたりします。すでにMacのOS Xでは自分でショートカットを登録して活用できるようになっていましたが、これがiPhoneでできるようになったことは大きな進化でしょう。