
iPhone修理のダイワンテレコム梅田店です。
7月12日早朝、なんの前触れもなしに米Appleが新型MacBook Proを発表しました。
新型MacBook Proは第8世代の最大6コアIntelプロセッサを搭載しており、また、RAMが最大32GBまで拡張できるようになりました。
今回の突然のアナウンスで発表されたのは、Touch Barモデルのみで、Function Keyモデルに関する情報はありませんでした。
15インチモデルでは、従来のLPDDR3メモリに代えてDDR4メモリを採用。さらに、ユーザーから要望の高かった32GBメモリ搭載が実現します。
動画編集や3Dデータを扱う作業など、高いパフォーマンスを要求するプロフェッショナルな作業に対応するためのアップデートです。
昨今ではYouTuberをはじめ、個人でも専門的な重量級のアプリケーションを扱うことが増え、ハードウェアの高性能化需要が高まっていたことが影響していると考えられます。
Appleのニュースリリースによれば、15インチの6コアCPUは従来比で最大70%、13インチのクアッドコアCPUは最大2倍の高速化が実現するとのこと。
そして画面も、MacBook Proシリーズとしては初のTrue Tone搭載Retinaディスプレイを採用。True ToneはiPad Proシリーズに搭載されていて、色と彩度をディスプレイ側で調節することによって、撮影した写真などがより自然な色合いに見えるようにするテクノロジー。バタフライキーボードも2017年型の第2世代から第3世代とアップグレード。バタフライキーボードの設計に問題があるとして、最近無料修理プログラムが始まった第1世代と第2世代バタフライキーボードでしたが、今回のアップデートで改善されていることを願います。
さらにiMac Proに採用されていたT2チップも搭載。システムセキュリティも強化されるほか、Mac上で初めて「Hey Siri」が使えるようになるとされています。
アップルのワールドワイドマーケティング担当上級副社長フィリップ・シラー氏は、「最新世代のMacBook Proは、私たちが作り上げた中で最も速く最もパワフルなノートブックです。第8世代の6コアプロセッサ、最大32GBのシステムメモリ、最大4TBの超高速なSSDストレージ、新しいTrue Toneテクノロジーを備えたRetinaディスプレイとTouch Bar、セキュリティを強化するApple T2チップ、第3世代になり静粛性を増したキーボードを、丸一日使い続けられるバッテリーと共に、薄型軽量デザインのアルミニウム製ボディに収めた最新のMacBook Proは、プロユーザのための最良のノートブックと言えるでしょう。」と述べています。
価格は、13インチモデルが198,800円から、15インチモデルが258,800円から。15インチモデルでメモリを32GB、ストレージを4TBの最大構成にアップグレードすると、676,800円。普段利用のユーザーには間違いなくオーバースペックですが、プロユースでは非常に活躍しそうな構成です。Windowsマシンとは違い、購入後にハードウェアをアップグレードすることが実質不可能なMacにとっては、最強の選択肢が一つ増えたと言えるでしょう。