
iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
iPhoneやGalaxyなど、ほぼ全てのスマートフォンの最新機種は、ベゼル(画面の枠)をできるだけ薄くデザインされています。
iPhone Xでも、ベゼルレスデザインを採用しているものの、画面上部に通話スピーカーとフロントカメラのスペース(ノッチ)があるため、完全な全画面液晶は実現できていませんでした。
中国Vivo社が今年6月に発表したVivo APEXは、これまでどのスマートフォンも実現できなかった、完全な「全画面液晶」のモデルです。
フロントカメラは、端末の上辺からニョキっと飛び出る形にすることで画面上から排除に成功しています。
カメラがポップアップするのにかかる時間はわずか0.8秒。
カメラアプリが起動している間にポップアップするため、全く時間のロスにはなりません。
通話スピーカーは、ディスプレイ内蔵スピーカーに置き換わっています。
もちろんホームボタンは液晶上にバーチャルボタンとして実装しているため、APEXの前面は完全に液晶のみとなっています。
ニョキっと飛び出るポップアップカメラだけでなく、APEXはもうひとつ、他のスマートフォンに無い次世代の機能を搭載しています。
Vivo APEXのディスプレイには指紋認証機能が内蔵されており、画面の右下と左下の4分の1が指紋認証エリアになっており、普通のスマートフォンのホームボタンなどよりも明らかに広域で指紋認証が可能になっています。
次期Galaxy Aシリーズにもこういった超音波式の指紋認証技術が搭載されると噂されていますが、Vivo APEXはかなり先取りしてディスプレイ内蔵型の指紋認証を発表しているという点も注目です。
iPhoneやGalaxyが大衆受けするかどうかを慎重になっている中、新興中国企業はどんどん新しい機能を搭載していくので、ガジェット好きにはたまりませんね。
今後もHuaweiやVivoが代表する中国製スマホの動向から目が離せません。