
iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
現地時間8月9日、韓国のスマートフォン企業Samsungが、Galaxy Noteシリーズの最新モデル「Galaxy Note 9」を発表しました。性能を見る限りパソコンにも匹敵するようなスペックですが、海外メディアが行ったベンチマークスコアでは、9ヶ月前に発売されたiPhone Xに敗北したようです。
Galaxy Note9のスペック解説
まず、Galaxy Note 9のスペックについて紹介します。
Galaxy Note 9は、6.4インチのQHD有機ELディスプレイを持つ、Samsung史上最高スペックのスマートフォンです。デザインに関しては前モデルのNote 8とほとんど変わらないものの、ディスプレイサイズが0.1インチ拡大しました。
スペックに関しては、大幅に増強されています。
まず、ストレージ容量です。内蔵ストレージは驚きの最大512GB。さらに、512GBのMicroSDカードに対応しており、あわせて1TBのデータ容量を確保します。そこらへんのパソコンには負けません。
次に、バッテリー容量。Galaxy Note 9のバッテリー容量は4000mAhで、Note8の3300mAhから700mAh増加しています。1回充電すれば、丸一日使うことも可能です。
Galaxy Noteと言えばタッチペン「Sペン」ですが、Galaxy Note 9には新型のSペンが搭載されています。
新型Sペンは40秒の充電で、約30分間使用することができます。さらに、Bluetooth LEに対応したことで、ペンとしてだけでなく、カメラのシャッターを切ったり、プレゼン時のスライドをめくるなどリモコンとしても使えるようになりました。
その他の特徴としては、冷却システムが強化されたこと、本体とディスプレイをHDMLケーブルでつなぐと画面内容が表示される「DeX」機能に対応したことが挙げられます。当然、ワイヤレス充電や顔認証にも対応しています。
ベンチマークスコアではiPhone Xに敗北
Galaxy Note 9は、スペックを見る限り非常に完成度の高いスマホです。
しかし、海外メディアTom’s Guideが行った調査によると、iPhone Xのベンチマークスコアは「10,357」だったのに対して、Galaxy Note 9は「8,876」と、9ヶ月前に発売されたiPhoneよりも劣っていることがわかりました。
また、グラフィックテストにおいても、iPhone Xの「4,994」に対して、Galaxy Note 9は「4,639」と低い数値でした。
スマホを評価する上で、ベンチマークスコアの数値が必ずしも全てではありませんが、Galaxy Noteファンからすれば残念なのは間違いないでしょう。
まとめ
Galaxy Note 9は、デザインや機能面に関しては大幅な改良は見られませんでしたが、スペックに関しては前モデルよりも確実に向上しています。特に1TBのストレージ容量は、わたしのパソコンよりも遥かに大きかったので衝撃でした…。Galaxy Note愛用者が「Galaxy Note 9」に買い換える価値は十分あるでしょう。
ただし、来月発売すると噂されている新作iPhoneも見逃せません。
Appleは「XS」「9」「XS Plus」と呼ばれる3つのiPhoneを発売することが濃厚になっています。新作のiPhoneは当然iPhone Xよりも高性能と予想されるので、できるだけ性能の良いスマホに買い替えたいユーザーは、もう少し待っても良いかもしれませんね。