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アメリカで「スマホアプリを使った選挙投票」を初めて実施

アメリカで「スマホアプリを使った選挙投票」を初めて実施

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iPhone修理のダイワンテレコム梅田店です。

日本では若者の選挙投票率が低い水準に留まっており、問題視されていますが、そんな状況を打破するようなシステムが今年11月よりアメリカでスタートします。

 

スマホアプリで自宅にいながら投票可能に

2018年11月に実施される「アメリカの中間選挙」において、スマホアプリを使った選挙投票が実施されます。ただし、すべての有権者が対象ではなく、海外に駐留するウェストバージニア州の軍関係者限定です。

 

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対象者は従来のように投票用紙を使った投票も可能ですが、希望者は「Voatz」という専用アプリを使用することで、自宅にいながら投票することができます。

 

アプリで投票する際は、事前に「政府が発行した身分証明書」と「投票者の顔を撮影した動画」をアップロードする必要があります。Voatzの顔認証システムで、身分証明書と動画内に映っている顔が同一人物と判定された場合のみ投票できる仕組みです。アプリ内のデータは匿名化され、ブロックチェーン技術を用いて管理されます。

 

便利なように見えるがリスクも…

「Voatz」の投票システムは、これまでロックの殿堂「Rock & Roll Hall of Fame」の投票時に実際に使用されました。また、ウェストバージニア州政府が2度の実証実験、4度にわたる監査を行っており、いずれも問題は見られなかったとのことです。

同州のマック・ワーナー州務長官も「システムは安全だ」と主張しており、運用に自信を見せていますが、その一方で、選挙関係者や専門家はセキュリティリスクが高すぎると警鐘を鳴らしています。

非営利団体「Center for Democracy and Technology」の主任技術者ジョセフ・ロレンツォ氏や、選挙の監視団体「Verified Voting」の代表マリアン・シュナイダー氏は、スマホのセキュリティ性が低いことを挙げ、従来の電子投票システムよりも安全性に問題があると主張しています。

事実、スマホを守るセキュリティソフトは万全ではなく、アプリが無断で操作されたり、ウイルスの感染によってスマホ自体が乗っ取られたりする危険性もあります。また、以前ロシアがFacebookを使ってアメリカ大統領選挙の情報操作を行ったように、不公平な選挙結果になる恐れもあるでしょう。

まとめ

日本では、10代・20代といった若年層の投票率の低さが問題視されていますが、その理由として「投票所に行くのが面倒くさい」という人は多いと思います。

実際、わたしの周りでも投票所に行く時間がなかなか取れなくて、投票しなかったという人もいます。また、体の不自由な人や寝たきりの人のために「代理投票」や「郵便による不在者投票」といったシステムもありますが、いずれも手続きが面倒で決して楽に投票できるとは言えません。

今回実施されるスマホアプリを使った電子投票が可能になれば、いまよりも遥かに高い投票率になり、選挙にかけるコストも減らせるはずです。

完璧に安全なシステムを作るのは難しいと思いますが、近い将来、日本でもより簡易的な投票システムができるといいですね。

sourcegigazine
sourceiphone-mania

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