iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。
近い将来iPhoneが次世代高速モバイル通信規格「5G」に対応する事は予想されていますが、対応時期や対応した際の増加コスト等の予想をまとめてみましたのでご紹介いたします。
5G規格
東京オリンピックが開催される2020年には2010年と比較して1,000倍以上のインターネット通信量になると言われており、今後大きく拡大するモバイル通信量を支える為に最大20Gbpsの高速通信が可能となる5G規格が必要不可欠になります。
20Gbpsと言われてもイマイチ分かりづらいですが、目安としては映画1本を10秒程度でダウンロード出来るような感じです。
その他、5Gの特徴としては同時に多くのデバイスに通信可能な「同時多接続機能」やネットワークの遅延が少ないといったメリットがあります。
1台につき約2,300円のライセンス料
5G技術をスマートフォンのメーカーが採用するには研究開発に参加した企業にライセンス料を支払う義務があります。
5G技術の主要特許を持つ企業はEricsson、Qualcomm、Nokiaは企業向けのライセンス料を公開しており3社の合計したラインセンス料は1台あたり約2,300円になるとVentureBeatが試算しています。単純に考えればライセンス料である約2,300円分のコストが増加する事が考えられますね。
尚、データの通信量に関してはNTTドコモは5G通信が登場しデータ通信量が増加しても料金を引き上げない方針とコメントしています。
2019年~2020年にiPhoneの5G対応か
アメリカでは2018年中に5G規格が利用可能になる予定ですが日本でもいち早く対応する事を目標に各キャリアが実証実験を重ねています。
2019年から2020年の東京オリンピックまでにはiPhoneの5G対応が実現するのではないかと一部メディアが予測しています。
引用元:VentureBeat