iPhone修理のダイワンテレコム新宿店です。
各所で、iOS12ベータ11において、更新通知が止まらず延々と表示されるバグの発生が伝えられていましたが、一般ユーザー向けのパブリックベータ9でも同様のバグが発生していました。
「iOS12 パブリックベータ9」は、すでにパブリックベータの最新版であり、この表示に従って「ソフトウエア・アップデート」を確認しても”お使いのソフトウエアは最新です”と表示され、更新すべきiOSアップデートは見つかりません。
デベロッパーのギルヘルム・ランボー氏によれば、これは「期限切れになるかどうかを判断するための日付や時刻の計算を行う際に、何らかのバグが発生していて、最新のはずのiOS12beta11が期限切れと判断しているのでは?」とTwitter上で述べています。
It looks like this method in Springboard does some date/time calculations to determine if the current build is about to expire, every time the cover sheet gets dismissed. For some reason, the latest builds of iOS 12 think theyre about to expire. (@davedelong :P) pic.twitter.com/HWe7C0NnIT
— Guilherme Rambo (@_inside) 2018年8月31日
実際の使用上でこのバグが発生すると、スリープからの復帰はもちろん、動作の節目で画面中央に表示が現れるので、煩わしくてかないません。機能・性能に直接影響するバグではないので実害はありませんが、頻繁に表れる更新を促す表示は快適なiPhone利用の大きな妨げになっていました。
iOS12 パブリックベータ10が配信
Appleは、iOS12 パブリックベータ10を配信しこのバグの修正をすでに行っています。
余談ですが、パブリックベータ9は57.4MBのファイルだったのに対しこのバージョンは87.2MBです。
バグの修正目的だけのバージョンであれば、52%もの容量増になるとは思えないので、パブリックベータ10は、バグ修正以外の追加や更新があったのかもしれません。
パブリックベータ版は、Apple Beta Software Programに登録すれば誰でも利用でき、これからリリースされる最新iOSの機能・性能の一旦を体験する事ができますが、あくまでも正式リリース前のベータ版であり、今回のようなバグの発生や機能の不具合は容易に起こり得る事は理解して利用する必要があります。