
iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
iPhone 7Plusで初めて採用され、iPhone 8Plus・iPhone Xへと受け継がれているデュアルカメラ仕様に搭載の「ポートレートモード」は、スマホカメラでは難しいとされていた「背景ボケ」を活かした写真を撮影する事が可能な撮影モードです。
モードの名称通り人物撮影に向いているモードで、背景をぼかすことで手前の人物を際立たせ、人物に焦点を当てた印象的な写真を撮影する事ができます。
2018年9月に発表される次期iPhoneは、全機種がデュアルカメラ搭載となることから、このポートレートモードは全ての新型iPhoneで使用する事ができる事になる訳ですが、ここへきて、スマホカメラの専門家から、ポートレートモードの性能向上に関する情報がもたらされました。
カメラアプリ「Halide」の開発デベロッパーBen Sandofsky氏によれば、「iOS11」と「iOS12」で被写体の輪郭精度を比較したところ、劇的な向上が見られることが判明したようです。
iOS 11 depth data vs iOS 12 portrait matte. The edge details are crazy. Also, I need a shave. pic.twitter.com/X3gwgNABTl
— Ben Sandofsky (@sandofsky) 2018年8月8日
同氏のTwitterにおいて「The edge details are crazy. Also, I need a shave.(エッジの詳細はクレイジーだ、そして自分は髭剃りが必要だ)」と述べています。
これは、事例に撮影したのが自分自身の顔だったようで、輪郭のエッジがクレイジーなほどに際立っている事に加え、無精ひげが写っている事に言及したものです。
という事は、この写真はインカメラで撮影したものかもしれません。
より高画質のアウトカメラであれば、さらに高画質な写真が撮れるということかもしれませんが、いずれにしても、ボケ味の効いたふんわりとした背景の上に、従来以上に輪郭がはっきりと際立った人物が載る写真は今から楽しみです。