本日正式リリースされたiOSデバイス向けの最新iOS「iOS12」ですが、海外メディアiAppleBytesが公開した動画及び、Twitterなどネット上の声によると、iPhone7以前の機種ではバッテリー消費が早くなる可能性があることが分かりました。
また、悪い評判だけではなく、バージョンアップ後にはアプリの立ち上げやスワイプなどの文字入力といった様々な動作が速くなった、軽くなったという声もネット上には上がっている事から全体的な評判としては良いほうだと言えるでしょう。
iPhone7以前の旧モデルの全てにおいて電池持ちが悪くなる
iAppleBytesがYoutube公開に、「iPhone5s」「iPhone6」「iPhone6s」「iPhone7」の4機種を用いて、「iOS 11.4.1」と「iOS 12」のバッテリー消費を比較するという内容を公開しました。
検証方法は「Geekbench 4」というアプリを使い、CPUに高い付加をかけフル充電の状態から電池が切れるまでの時間を測定したものです。
テストの内容及び結果は下記の動画の通りです。
iOS11.4.1 | iOS12 | |
iPhone5s | 2時間58分 | 2時間42分 |
iPhone6 | 3時間00分 | 2時間36分 |
iPhone6s | 2時間54分 | 2時間42分 |
iPhone7 | 3時間11分 | 2時間53分 |
その一方でiPhone 8/8 PlusやiPhone Xユーザーからはアプデート後に逆に電池も消費が減った、という報告が上がっているようです。
まだアプデ提供から間もないので断定はできませんが、少なくとも旧型iPhoneに関しては動作が特別遅いと言った不具合でもない限り、ちょっとアップデートを様子見するのも一案かもしれません。