
iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
9月21日より販売開始したiPhone XS Maxは、iPhone史上最高の耐水性能「IP68等級」に対応します。Appleによると、最大水深2メートルの場所で最大30分間浸水を防ぐと説明されていますが、実際どうなのでしょうか?
IP68等級をもつ「iPhone XS Max」とSamsungの「Galaxy Note 9」の耐水性能を検証する動画が公開されていたので、ご紹介します。
iPhone XS MaxとGalaxy Note 9、耐水性能に優れているのはどっち?
今回検証を行ったのは、これまでiPhoneに関する様々な検証動画を上げているYouTubeアカウント「EverythingApplePro」です。
EverythingAppleProは、まず「iPhone XS Max」と「Galaxy Note 9」を、約1.7mの場所に20分ほど沈める実験を行いました。Appleの説明が正しければ、iPhone XS Maxに問題は起きないはずですが、結果は…
実験後、両端末とも正常に機能していました。電源が入らなかったり、動作がもたついたりする様子も見られません。
ウェイクボードに乗りながらiPhoneを水の中に
そこで次は川へ行き、より過酷なテストを行います。
iPhone XS Maxを結束バンドとスマホリングで手に固定し…
ボートに引かれたウェイクボードに乗りながら、iPhoneを持った手は水の中に。通常の使用シーンとは異なり、かなりの水圧がかかりそうですがiPhoneは無事なのでしょうか?
今回も問題なく動いたようです。想定シーンとしてはなかなか考えづらいですが、iPhone XS Maxの耐水性能は優れていることがわかります。
この後、プロウェイクボーダーの体にiPhoneを巻き付けた状態で実験をした後もiPhoneは正常に動いていました。
さらに深い場所に沈める
次に、EverythingAppleProは水深約3.6mの場所にiPhone XS MaxとGalaxy Note 9を10分間沈める実験を行いました。その結果、両端末ともこれまでどおり正常に機能していました。
しかし深度をさらに深め、水深約12mの場所に1分間沈めたところ…
Galaxy Note 9に異常が見られました。画面が勝手に付いたり消えたり、再起動を繰り返したりしています。水圧が高まったことで、浸水してしまったようです。
一方でiPhone XS Maxは依然正常に動作しており、高い耐水性能を備えていることが証明されました。
まとめ
iPhoneと言えば一昔前までは「水に弱い」というイメージでしたが、今回の実験を見てわかるようにその耐水性能は着実に進化していることが分かります。
日常シーンで使う分には、ほぼ心配いらないでしょう。
ただし一つ気をつけてほしいのが、今回の実験結果やAppleが示す耐水例は一つの目安であって、絶対的なものではないということです。
実際、AppleはiPhoneの耐水性能について時間とともに劣化する可能性があると説明、水濡れによる損傷は保証の対象外になるとも指摘しています。
iPhone XS MaxはAppleCare+に加入していない場合、最大67,400円の修理費用が発生する恐れもあるので使用の際は注意してください。