背景ボケがリアルタイム調整に? iOS12.1 Developer Beta1配信
iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。Appleは、iOS12正規版の配信が開始された直後、米国時間9月18日に早くも「iOS12.1 Developer Beta1(開発者向けベータ版)」を公開しました。
このiOS12の新しいバージョンでは、iOS12に搭載されるとされていたもののAppleが先送りにしていた「グループFaceTime機能」が実装されているとの事です。
「グループFaceTime機能」は、FaceTimeアプリで最大32人での同時通話が可能になる機能で、Samsungが「32人で会話してどうなるのか」と茶化す動画をアップして話題にもなっていましたが、iOS12.1正規版でいよいよ一般にもお目見えするのではないかと言われています。
DOF制御が写真撮影時に可能に
そんな開発者向けiOS12.1ベータには、もう1つ大きな話題が付属しています。
iPhone XS・XS Maxに搭載され話題のポートレートモード「被写界深度 (DOF)調整」がリアルタイムに行えるようになるというものです。
DOF調整については、現在は撮影後の写真に対してのみ調整可能となっていますが、iOS12.1ベータでは、撮影時にリアルタイムで調整できる機能が付加されているようです。
この機能がiOS12.1に実装されれば、ユーザーはポートレートモードでの撮影の際に、リアルタイムでDOF調整を行う事で好みの背景ボケで撮影する事が可能になり、撮影後にDOF調整を行う必要がなくなります。
この「リアルタイムDOF制御」機能は、iOS12.1正規版以降に搭載されると見られますが、どのタイミングでユーザーが利用できるようになるのかは明確になっていません。
iOS12.1パブリックベータも公開
そんな開発者向けiOS12.1ベータ1公開の2日後、今度は一般ユーザーでも利用可能なiOS12.1 PublicBeta1が公開されました。
パブリックベータでも「グループFaceTime機能」は搭載されていますが、「リアルタイムDOF調整」の方は、期待したのですが残念ながら搭載されていませんでした。
実際にポートレートモードで撮影してみると分かるのですが、やはり撮影するその場で背景ボケをコントロールできたら…と思う場面が何度かありました。撮った写真を後から調整できる機能に加えて、リアルタイムでも調整できる機能の実装が楽しみです。