モバイル解析企業Flurryが9月に登場したiPhone XSシリーズの売れ行きを、100万以上のモバイルアプリからのデータを使用して、昨年発売したiPhone XとiPhone 8の売れ行きと比べました。
iPhone XSシリーズの売れ行きは好調
9月に登場したiPhone XSシリーズの売れ行きは、昨年のiPhone XやiPhone8よりも好調のようで、iPhone XS / Maxの最初の週の売上は、昨年のiPhone 8 / Plusの売上を上回りました。
iPhone Xの発売がiPhone8/8 Plusより遅い11月だったことを思えば、この結果も当然のように思えます。しかし、それでもFlurryは同一の条件で比較したうえで「AppleはiPhone XSシリーズで、昨年のiPhone X/8/8 Plusに比べて7%の増収となるだろう」と予測しています。
さらにFlurryは、販売ペースの勢いがホリデー商戦(クリスマスを含む年末商戦)でも続くと見込んでおり、iPhoneの平均販売価格が引き上げられたこととも相まって、依然としてAppleがスマートフォン市場で存在感を発揮するとみています。
iPhone7ユーザーが未だに最大
なお、iPhoneシリーズで最大の稼働台数シェアを有しているのはiPhone7で15.40%、続いてiPhone7 Plusで12.73%、iPhone6sで12.40%という結果も出ています。
Consumer Reportsは、Samsung XS MaxがDisplayMateの最高のスマートフォンディスプレイ賞を受賞しましたが、Samsung Galaxy Note 9をトップクラスのスマートフォンとして廃止するには十分ではなかったと述べています。