
iPhone修理のダイワンテレコム梅田店です。
iOS12の目玉機能の1つである「Siriショートカット」は、アイコンをタップするか、Siriに依頼するだけで、様々な作業を簡単に実行できるとしてリリース前から注目されていました。
しかし、実際にiOS12がリリースされショートカット機能が解禁になってみると、何ができるのか、どう使えばいいのか、どんな活用法があるのか、イマイチよく分からないというのが正直なところです。
iPhoneは、初代が世の中に登場した時から、説明書を読まなくても直感的に操作できる事が大きな特徴であり、魅力として受け継がれてきましたが、こと今回の「ショートカット」については、およそiPhoneらしくない分かりにくさだと言えそうです。
Appleが提供するユーザーガイド
ユーザーガイドで提供している情報は、大きく分けて4つです。
■ショートカットとは
「ショートカットとは」では、ショートカットの概要や、操作方法や作成方法、用語などについて解説しています。
■アクションとは
ショートカットを構成する動作の1つ1つをアクションと呼び、複数のアクションを組み合わせて1つのショートカットを作成する事ができます。複数のアクションを積み重ねる事で、トータルで複雑な作業を1タップで実行できるショートカットを予め作成する事ができます。
「アクションとは」では、ユーザーが任意のアクションを選択してショートカットを作る手順を紹介しています。
■ショートカットの探しかた
「ショートカットの探しかた」では、既存のショートカットを「ギャラリー」から見つける方法について解説しています。「ギャラリー」は、独創的なショートカットや便利なショートカット等を厳選したコレクションを紹介していますので、もし自分の好みのショートカットが見つかれば、1タップでショートカットメニューに加える事が可能です。
■さらに詳細な解説
ユーザーガイドのページ下段右側にあるリンクから、さらに詳しい解説を見る事ができます。
ただし、こちらは専門的な技術説明書になっており、80ページ以上に渡って専門的な内容が解説されているため、プログラミング知識のない一般ユーザーが見ても理解できる内容ではありません。
こうしてAppleのユーザーガイドを見てもなお、未だよく分からない印象を拭うまでには至りません。
最初はギャラリーから好みのショートカットを選ぶところから始めて、少し慣れたら自分でアクションを加えたり組み合わせたりしてカスタマイズをする、といったステップを踏む必要がありそうです。