iPhone修理のダイワンテレコム新宿店です。
iOS12のリリース直前の9月3日にAppleStoreで集計されたiOS11のシェアは、過去最大の85%に達していました。そして、動作速度の改善や、バッテリーの持ちの改善などに主眼が置かれたiOS12は、ユーザーのアップデートは早期に進むだろうと予想されていました。
WEBアクセス解析の「Mixpanel」が明らかにしたところによれば、米国時間9月17日にリリースされたiOSは、2週間経過した9月30日の時点でのシェアを約36%超としているようです。
さらに、10月3日の時点では、iOS11=47.58%に対して、iOS12=45.50%と、iOS11とほぼ同等までアップデートが進んでいます。1日当り、3%ほどシェアが伸びていますので、このペースのままであれば、あと1日あればiOS11とシェアを逆転するものと考えられます。
iOS12 | iOS11 | iS10 | Earlier | |
リリース日 | 2018/09/17 | 2017/09/20 | 2016/09/14 | - |
2018/10/03 | 45.50% | 47.58% | 6.92% | |
2018/09/30 | 36.11% | 56.91% | 6.98% | |
2018/09/03 | - | 85.0% | 10.0% | 5.0% |
2018/05/31 | - | 81% | 14% | 5% |
2018/04/22 | - | 76% | 19% | 5% |
2018/01/18 | - | 65% | 28% | 7% |
2017/12/04 | - | 59% | 33% | 8% |
2017/11/06 | - | 52% | 38% | 10% |
2017/09/06 | - | - | 89% | 2% |
2017/07/28 | - | - | 87% | 3% |
2017/06/05 | - | - | 86% | 3% |
2017/02/20 | - | - | 79% | 5% |
iOS11が24時間でシェア10%に至ったのに対し、iOS12では10%シェアまでに48時間を要したため、リリース当初はアップデートのペースが芳しくないとされていましたが、シェア50%を超えるまでにiOS11が2か月を要しているのに対し、iOS12では20日間ほどで到達しそうなことから、アップデートが急速に進んでいる事が見て取れます。
iOS12は、あまり大きなニュースのない小ぶりなiOSと見る向きもありますが、iOS11のバッテリーの消耗の問題とその解決、動作速度の向上や、ミー文字、パスワードの強化、スクリーンタイム等のアピール等が功を奏したのか、ハイペースでの普及が進んでいるようです。