Face IDを搭載した新しいiPad Proを発表すると期待されていますが、Appleは数カ月前から、 新しいiPad Proを社内で試用していることが判明しました。
モバイルアプリ解析プラットフォームAppseeによると、「iPad8,1」「iPad 8,2」「iPad8,3」「iPad 8,4」「iPad 8,5」「iPad 8,8」が8月1日からデバイスログに登場し始めているとのことです。9to5Macのギルヘルム・ランボー氏は新iPad ProのWi-Fiモデルの識別名が「iPad8,1」「iPad 8,2」 「iPad 8,5」「iPad 8,6」で、Cellular対応モデルの識別名が「iPad8,3」「iPad 8,4」「iPad8,7」「iPad 8,8」だろうと推測しています。
解像度
新しいiPad Proモデルは、最新の10.5インチと12.9インチのモデルと同じディスプレイの解像度と思われています。Appseeのログによると、iPad8,1からiPad8,4モデルまでの解像度は1,112×834ポイント、iPad8,5およびiPad8,8は1,366×1,024ポイントとなっています。
ちなみにポイントはピクセルとは異なります。iPad Proのディスプレイの場合1ポイントあたり4ピクセルを意味しており、1,112×834ポイントは2,224×1,668ピクセル、1,366×1,024ポイントは2,732×2,048ピクセルとなるので、現行の10.5インチ、12.9インチのiPad Proの解像度とそれぞれ一致します。
解析データによると、Face IDを持つiPad Proモデルが同じサイズの10.5インチと12.9インチのディスプレイを持ち、4:3のアスペクト比を保持することを示唆しています。
様々な情報
Appseeは、2015年8月のログで2,732×2,048ピクセルの解像度を持つモデル識別子iPad6,8を発見し、 Appleは次の10月にその正確な解像度で新iPadが発売されたという実績があります。
しかしネット上では「次のiPad Proモデルは11インチと12.9インチのディスプレイを搭載する」と語られていたり、10.5インチのiPad Proが約4mm広くなることを示唆する画像がリークされたりと様々な情報が飛び交っています。
Appleは、今月末にイベントを開催すると予測されています。どのような新型iPadを発表するのでしょうか?今後の動向に注目です。