iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
iPhoneにApple Payが搭載されるようになってから、買い物をする時に財布を出さずiDやQUICPay、Suicaで支払いをするという人が増えています。
Apple Payは支払いをする時、Face IDやTouch IDの生体認証が必要になりますが、エクスプレスカードに設定をすると、利用するたびに認証する必要がなくなります。本当に便利な機能ですが、ちょっとだけ不便に感じてしまうところがあり、それは充電が切れてしまうとApple Payが利用できなくなってしまうことです。
便利な機能！でも…
2017年に発売されたiPhone 8/8 Plus、iPhone XでSuicaをエクスプレスカードに設定した場合、Face IDやTouch IDの生体認証をしなくても改札を通る事ができます。ですがiPhoneの充電が必要な場合や電源が切れてしまっている状態では、Apple Payは利用することができません。
常にモバイルバッテリーを持ち歩いている人であれば、「iPhoneの充電がなくて改札が通れない」と心配する必要がありません。でも2018年に発表されたiPhone XS/XS Max、iPhone XRのエクスプレスカードは、今までのモデルとは違い「予備電力機能付きエクスプレスカード」と記載されています。これはiPhoneの充電がピンチの状態でも、最大5時間はエクスプレスカードに設定したSuicaを利用することができるという機能です。
これならモバイルバッテリーを持ち歩かなくても、安心して改札が通れるかもしれません。
予備電力機能付きエクスプレスカードを確認する方法
予備電力機能付きエクスプレスカードを利用する場合、念のために当機能が利用できるか確認する方法があります。
確認は、iPhoneの充電が必要な状態になったときにiPhoneのサイドボタンを押すことでチェック可能です。
利用できる状況であれば安心することができますが、利用できるかの確認を何回も実施すると予備電力が少なくなってしまうと、Appleの公式サイトでも注意書きされていました。
いざというときのためにカバンの中には、モバイルバッテリーを入れておいた方が良いかもしれませんね。
いい解決方法はこれだ！
iPhone XS/XS MaxやiPhone XRの予備電力機能付きエクスプレスカードを利用するのも良いのですが、種類が多くいろいろ発売されているiPhoneのケースなら、カードフォルダがついたモデルもあります。Suicaカードをカードフォルダに入れておけば、iPhoneのバッテリー残量を気にせず改札を通る事もできるし、iPhoneを利用することもできますね。
一見、便利に見えるApple Payも「充電切れ」には勝てないようです。今後、iPhoneのバッテリーが今以上に持つような省電力設計になるか、充電がなくなってiPhoneの電源が入らない状態でも、エクスプレスカードに設定をしたSuicaが利用できるようになるかもしれません。
Apple WatchもiPhoneと同じように、充電切れの状況になってもApple Payが利用できるようになってほしいですね。
