Photo:FindX
iPhone Xの発表あたりからスマホに「ノッチ」と呼ばれるカメラの占有部分が搭載されるようになりました。これは現在のスマホの流れであるベゼルレス化(ディスプレイの縁を狭くする)とインカメラを両立するためにこのような現象になっているのですが、アプリ開発者はノッチ用のディスプレイに対応する必要もあり、まだまだ対応していないアプリが多いのが現状です。
筆者としてはあまり見た目がよろしくないと感じてしまうこともあり、ノッチなしのスマホを利用しているのですが、現在のハイエンドスマホのほどんどがノッチを搭載しています。そんな中、中国スマホメーカーが続々と新たな形状のスマホを発表しました。
日本人にはなじみがある?スライド式でカメラを収納
Photo:Amazon
日本市場の参入を開始し、販売を始めたoppoはインカメラをスライド式にすることでさらなるべゼルレス化を成功させた「Find X」を販売。Huaweiは秋冬に発売を予定されているといわれるモデル「Honor Magic 2」でスライド式を採用し、大画面のディスプレイを売りにしています。またvivoやXiaomiもスライド式のスマホを発表しており、スマホのトレンドの流れを作るiPhoneに先行しています。
なぜか懐かしさを感じてしまうのは日本のガラケーではよくスライド式の製品が販売されていたからかもしれませんね。筐体をコンパクトにするためにディスプレイとキーボードをスライド式にしてシャカシャカしていたのが懐かしいです。ただ、スライドする分摩耗して故障につながるパターンもあったような気がします。
折りたたみスマホや画面内指紋認証…スマホ開発は更に熾烈に
Photo:.theverge
1年ごとに進化しているスマホですが、サムスンは来年3月頃に折りたたみが出来るスマホの発売を予定しています。またHuaweiは画面内に指紋認証機能を搭載したMate 20 proを発表しています。さらに便利で高機能なスマホが日々開発されており、もう数年後には5Gがスタートします。東京五輪の頃には今までみたことがないスマホが発表されているかもしれませんね。すでに「スマホ」という名称も古くなっているかも…。