iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。
iPhone XS/XS MAX発売から1カ月遅れで期待のエースiPhone XRが登場し、2018年のiPhoneラインナップが完成しました。旧端末では、ついにiPhone6sとiPhone SEがラインナップから落ち、さらにiPhone10周年記念モデルであるiPhone Xもわずか1年でラインアップから姿を消しており、現在Appleで購入できるiPhoneは7機種となっています。
Appleで販売されているiPhoneは全てSIMフリーであり、さらに日本国内の大手キャリア3社の通信帯域全てに対応していることから、どの機種を選んでも、全ての通信会社のSIMで利用する事が可能です。
購入可能なSIMフリーiPhoneは7機種
現在、正規ルートで購入可能なSIMフリーiPhoeは、iPhone7/7Plus、iPhone8/8Plus、iPhone XS/XS MAX、iPhone XRの7機種です。
iPhone7/7lus、iPhone8/8Plusにはホームボタンがあり、iPhone XS/XS MAX/XRはホームボタンのない全画面モデルとなっています。
現在のSIMフリーiPhoneのうち最安値はiPhone7で、価格は50,800円(32GB)・61,800円(128GB)ですが、この価格は2016年3月に登場したiPhoneSEの価格52,800円(16GB)・64,800円(64GB)とほぼ同じ価格帯であり、現在のラインナップの廉価版の需要を担う存在になっています。
例えば、NTTドコモでiPhne7（32GB）を購入すると、購入サポートが付いて24回分割時で月額432円、総支払額10,368円となりますが、かけ放題ライト＋5GB＋2年契約で購入した場合の支払総額は191,808円となります。
一方、SIMフリー版iPhone7をAppleローン24回で購入(73,686円)し、格安通信会社(LINEモバイル)で5GBプラン+10分かけ放題を契約(80,352円)した場合の2年間の総支払い額は143,670円となり、大手キャリアへの支払額より48,000円以上も割安となります。とにかくコストを抑えてiPhoneを持ちたいと言うなら、iPhone7(32GB)SIMフリー＋格安通信がお勧めです。
現在の売れ筋はiPhone8/8Plus
一方、現在のラインナップの中で最も売れている端末は、残念ながら期待されて登場したiPhone XRではなくホームボタンを装備する最終モデルであり、新機種発売に合わせて値下げされ買いやすくなったiPhone8/8Plusです。
XRの6.1インチ液晶と競合しているのは5.5インチ液晶の8Plusのようですが、そこまで大きな画面サイズが必要のないユーザー、あるいは、画面サイズは小さい方が良いと考えるユーザーによってiPhone8が購入されているようです。「7」同様のシミュレーションでは、大手キャリアとSIMフリー＋格安通信の組合せでの2年間の支払額の差は43,000円超となります。
SIMフリー＋格安通信のメリットは価格だけではない
2年間で4～5万円の差額はけっして小さくありません。
大手キャリアの支払額の20～25％を削減したことになります。
しかし、SIMフリーiPhoneと格安通信の組合せへの乗換えは、料金・価格面の差だけではありません。大手キャリアで購入する端末にはSIMロックがかけられており、将来、格安通信へ乗り換える際に「SIMロック解除」という面倒な手続きが必要になる可能性があり、ショップで手続きすれば3,000円程の手数料を取られます。
また、格安通信には2年縛りはなく、多くの場合、通話機能付きSIMで1年間の最低利用期間の後、自由に通信会社を変更する事も可能で、その際にSIMロック解除は不要です。
現状のSIMフリーiPhoneラインナップは、5万円そこそこから、15万円超まで、幅広いユーザーに適切な端末を選ぶことができます。その上、通信コストも割安で、乗換え時のSIMロック解除も不要…と、SIMフリーiPhone＋格安通信の組合せは、良いことづくめなのです。
