
スマホを数台持ってる人や頻繁に使う人はあると思いますが、使用年数はそこまで経ってないのにバッテリーの減りが早いという経験はありませんか?。その原因はバッテリーの構造上によるものだと推測されています。
スマホのバッテリーが持たない原因の1つに、へたりがある。へたるとはバッテリーが劣化して、初期の容量より減ってしまった状態のこと。バッテリーは充電すればまた使えるが、何度も繰り返していると劣化してくる。バッテリーも消耗品というわけですね。バッテリーがどんどん劣化してしまう“悪い使い方”をしていないですか?ここでは、バッテリーの特徴を理解したうえで、劣化を抑える具体的な対策を見ていきましょう。
☆バッテリーは使っていなくても劣化する
バッテリーの劣化は、充放電を繰り返す過程で起きる「サイクル劣化」と、使わなくても時間とともに容量が減る「保存劣化」の2種類があります。サイクル劣化は、バッテリーが充電と放電を繰り返すうちに、内部の化学反応などによって劣化が進むこと。一般的には500~700回程度の充電と放電を繰り返すと容量が約半分以下になるといわれています。使い方にもよりますが、毎日充放電しているなら1年半程度で容量が半分になる計算と言われています。 一方の保存劣化は、使わずに放置したままでも劣化する現象で、バッテリーを温度の高い状態で保存すると劣化が進み、さらに、満充電の状態や完全放電(0%)の状態でも劣化が進んでしまう状態の事です。
☆使用しないアプリは消しましょう
使用しなくなったアプリは、アンインストールすることも大事です。アプリによってはバックグラウンドで通信して情報表示するアプリや、アップデートの確認のための通信を行うこともあります。アプリの数が多ければ多いほど、これらのデータのやりとりが増えますので注意が必要です。遊ばなくなったゲームや、お試しでインストールしたアプリは、しっかり管理しましょう。バッテリーそのものではなくこの現象にて消耗してるケースの場合は、バッテリー自体を交換しても変化が感じられない場合もあります。
☆寝る前充電をなるべく避ける
スマホを充電しながら使用することはバッテリーによくないことがわかりましたが、スマホを使用しない時に充電するには、就寝時がベストですよね。この使用方法に関して否定はしません。目覚めたら充電器から外す使い方なら急激に劣化することはないでしょう。注意すべき点は充電したまま長時間放置することです。休みの日などに1~2日充電したまま放置しないよう心がけましょう。
☆充電中は負荷を掛けない
充電中はバッテリーが発熱するような負荷を掛けると劣化が早まると説明しましたが、充電中は使ってはいけないというわけではありません。メールの確認をする必要がある場合もあるでしょう。このような短時間の使い方は問題ありません。意外とやってしまいがちなのが、卓上ホルダに置いたりワンセグやフルセグ、動画を長時間視聴する使い方です。充電しながらの視聴となり、時にはバッテリーが発熱する場合がありますので、このようなコンテンツを長時間視聴する場合は、充電ケーブルを外すことをおすすめします。充電しながら長時間動画を見たりゲームをしてると、スマホの中で充電と放電を繰り返すことで充電カウントの異常がおこり、消耗を早めてしまいます。
モバイルバッテリーを持ち歩いて使ってる人を電車や街中で見かけますが、寿命を早める行為です。もちろん使っても大丈夫ですが、充電してる最中は使用しないように心掛けましょう。
最後に、バッテリーが著しく劣化した場合は、電池パックを買い替えるのも一つの手です。電池パックは預かり修理という形で日数はかかりますし、本体も初期化となるため、面倒な手続きが必要になります。即日修理対応のお店もありますし、ダイワンテレコム大宮店でもiPhoneやスマホのバッテリー交換(機種はお問合せください)も行っております。バッテリの減りが早いなと思ったらご連絡くださいませ。