iOS 12.2ベータにインストールされているAppleのブラウザの新しいバージョンであるSafari 12.1で「トラッキングの停止を要求」機能が削除されている事がリリースノートで明らかになりました。
「トラッキングの停止を要求」とは
多くのWebサイトでは、Webサイトへ訪問した人のサイト内での行動履歴情報を収集・分析（トラッキング）し、そのユーザーに適したコンテンツを表示するものもあります。そういったユーザーの行動を収集するのがWebサイトのトラッキングです。
それにより再び訪問してきた時に、そのユーザーにあった情報サービスを表示できるようになります。
「トラッキングの停止を要求」を削除
左側のiOS 12.2のスクリーンショットに示されているように、Do Not Track(トラッキングの停止を要求)はiOS 12.2のオプションではなくなりました。右側のiOS 12 .1.3スクリーンショット。
また、同じ機能はmacOSブラウザであるSafari Technology Previewからも削除されています。
これによりAppleは「トラッキングの停止を要求」に代わりにCookieをブロックする、より強固なセキュリティ機能「Intelligent Tracking Prevention(ITP)」を、Safari 11から実装しています。
