Appleの公式WEBにはiPhoneは0度～35度の範囲での使用が適切だと記載されています。
このところ関東地方でも最低気温が0度を下回るような寒さが続いていますが、アナタのiPhoneは元気ですか？
低温下のリチウムイオンバッテリーは能力低下
Appleが公式にバッテリーについて見解をまとめたページには以下のような記述があります。
これによると、iPhoneに搭載されたバッテリーは、16℃～22℃で使用した際に正常に動作するように設計されており、低温下での使用は、バッテリーの持ち時間が短くなるとしています。
低温下でのバッテリーのパフォーマンスの悪化は、通常の動作範囲に気温が戻れば復旧するとされていますが、毎日厳しい寒さの下、屋外での使用が長時間継続する場合などは、パフォーマンスダウンもずっと継続してしまう事となるため、モバイルバッテリーを用意する等の対策が必要になるかもしれません。
30％の残量が一気になくなることも
これは筆者の実体験ですが、真冬のキャンプの際に、iPhone のバッテリー残量30％で、メール送信してからモバイルバッテリーで充電しようと、メール文面を打ち込んでいたところ、キャンプの様子を伝えるだけのたかだか150文字程度を打ち込む間に、一気にバッテリー切れとなった事がありました。
そのiPhoneは、2年ほど継続利用していたiPhone 6sで、バッテリーのパフォーマンスも万全ではなかったという事も影響しているとは思いますが、低温時のバッテリー残量はアテにならないと痛感した出来事でした。
ちなみに、その時の外気温は-2度程度だったと思いますが、テント内の簡易テーブルの上に置き放しにしておいたのがいけなかったのだと思います。
低温環境下のiPhone利用の場合は、デバイスを置いたままにせず、常にポケット等に携行して体温で0度以下にならないように心がける事が大切です。
まだまだ厳しい寒さが続く予報が出ていますので、ご自身の体調はもちろん、iPhoneのバッテリーにも記を配ってあげてください。
