埼玉県を調べてみる【浦和】

埼玉県を調べてみるシリーズ第2弾。次はお隣の駅にあたる浦和の名を冠した地域について調べてみました。旧浦和市も前回調べた旧大宮市と合併して「さいたま市」になったエリアの一つです。電車に乗っていて思いましたが、さいたま市ってめちゃくちゃ範囲広いですね。そして都心へのアクセスが良い！だからか、東京23区への通勤率は40％近くあるようですね。京浜東北線で品川・東京方面へ、埼京線や臨海線直通で池袋・新宿・お台場方面へそれぞれ行けちゃうので超便利ですよね。ただ、それぞれの路線の通勤時間の混みあいは尋常じゃありません。バッグが手を放しても落ちないのはもちろん、体重の軽い人なら「ちょっと浮くレベル」と聞いたことがあります。恐るべし埼玉からの通勤電車…。

浦和エリアの人口
浦和という名前についている【浦】という文字には「海や湖が湾曲して陸地に入り込んだ所。入り江。」といった意味があるようです。ネット上では入間川の流れが屈曲してできた土地や中州を指していた言葉が由来という説や、古代の時代では現在の浦和エリア付近まで海があったため「浦」の字をついたという説もあるようです。入間川は結構遠い気がするので本当かな？と思ったり、海なし県に海があるほどの昔から「浦」の字を当てる事なんて文明的にあるえるのかと思ったりと、考える部分はありますが、大宮とは異なり、地形から土地に名前が当てられているようですね。

浦和エリアの人口
浦和エリアは埼玉県でも屈指の人口密集地です。戦後すぐの1947年には10万人の人口を擁しており、昔から人は多かったようですが、そこから順調に人口を増加し続け、1965年には20万人を突破、1975年には30万人、1990年には40万人をそれぞれ突破しています。そして1995年には当時埼玉県で最も人口の多かった川口市を超えて県内一の人口を誇る市になりました。その後も人口は増加を続けており、さいたま市へ併合された後も旧浦和市エリアの人口は埼玉県で最も多く、2015年の段階で54万人を超えています。東京へのアクセスも良好で東京より家賃が安ければ当然人は集まりますよね。

浦和のスポーツ
浦和を語る上では絶対に外せないのが「浦和レッドダイヤモンズ」です。Googleでも「浦和」で検索するとトップにヒットします。自治体情報なんかよりもサッカーチームが優先されるくらい検索されているんだから仕方ありません。地域の人にこれでもかというほどに愛されまくり、Jリーグ参加チームの中でもトップクラスの収益を誇る超絶人気クラブチームです。あまりの人気で年間のシーズンチケットは入手困難なようです。これだけ地域に愛されているとチームとしてもプレッシャーを感じるかもしれませんが、地域と共に戦っている感じが出ると思うので、選手も応援側も一体感が生まれるように思います。また、浦和レッズはJリーグ発足時に参加した【オリジナル10】の1団体としても有名な歴史あるチームです。レッズのメインホームスタジアムである埼玉スタジアム2002は国際試合でも利用されており、個人的にはサイヤ人の戦闘服を思い起こさせます。
浦和レッズの存在もあってか、浦和では高校サッカーの強豪校が多い事でも有名です。浦和高校・浦和西高校・浦和市立高校・浦和南高校という【浦和】の名を冠する学校が4校もそれぞれ全国制覇を果たしています。これだけ強豪校がひしめき合う埼玉県なので、県大会が既に全国大会の決勝レベルで行われており、コアなサッカーファンやプロのスカウトもよく試合を見に来ているようです。
サッカーはもちろんのこと、野球も強く、浦和学院高等学校が2013年に全国制覇を果たしており、浦和の名を冠する高校がサッカーも野球も制覇するという、非常に狭いエリアに強烈なスターが揃った強烈な地域です。

浦和出身の有名人
浦和市にはそうそうたる著名人を輩出している背景があります。片山さつきをはじめとする政治家を輩出していますが、芸術やスポーツ面では特に多くの人を輩出しています。シンガーソングライターの椎名林檎も浦和の出身です。最近ではリオオリンピックのエンディングで音楽を務めたことでも有名です。浦和レッズに限らず様々なサッカーチームに在籍する数多のサッカー選手を輩出しています。埼玉県内に存在する西武ライオンズへ進んで野球選手もいます。
芸能人で特に目を引くのは反町隆史と竹内結子という美男美女は俳優コンビです。そういえばこの2人は共演したこと無いような気がしますが、いつか浦和出身コンビのドラマを見る事ができるのでしょうか。
浦和エリアは漫画家も多く輩出しているようです。昔ドラマでやっていた「P.A.プライベートアクトレス」の作者出る赤石路代や「おおきく振りかぶって」のひぐちアサ、「行け！否中卓球部」の古谷実などがいます。アニメ化やドラマ化された作品の作者を作る土壌もあるのかもしれませんね。

浦和市には強烈なマンパワーを感じます。パワフルな人が集まる街だからこそ、自身が磨き、鍛えられ、ステキな人に成長していくのかもしれませんね。