前編では、ショップが大混雑して、順番待ちの時間が凄すぎる大手キャリアから、ある程度店舗数があって、比較的混雑が少ないY!mobileやUQmobileの方が、スマホに切替えやすいのではないか…と述べました。
Y!mobileやUQmobileのサブブランド系に限らず、最近では、格安通信会社でもサポート体制を充実させつつありますので、後編ではもう1歩進んで、格安通信の中でシニアに使ってもらえそうなサービス探してみます。
例えば、ツタヤが運営する「トーンモバイル(TONE mobile)」は、子供とシニア層にターゲットを絞り、サポートの充実を最大の「売り」にしている格安通信会社です。
シニア向けには、スマホの利用が初めてでも安心して始められる仕組みを用意しています。専用端末に容量無制限の通信(ただし速度は遅い)を付けて月額1,000円という破格の料金で提供している上、オペレーターによる「遠隔サポート」や、箱に置くだけで端末の不具合を解消する「置くだけサポート」、ツタヤ店頭での「対面サポート」等、サポート体制が充実しています。
こんなサービスなら大手から乗り換えても大丈夫かも?と期待してしまいます。
TONEモバイル:https://tone.ne.jp/
サポート体制がいくら整っていても、どうしてもシニアは「対面」を望みがちです。
その辺りを考慮すると、いつも買い物で訪れているショッピングモールにショップがあれば立ち寄りやすいのかもしれません。
「イオンモバイル」は、まさに「イオンモール」内に220店もの「即日お渡し店舗」を構えていますし、契約変更や端末の修理なども受け付けてくれるので、シニアがヒョイと立寄りやすいのかもしれません。
筆者の両親も、イオンモールへはよく出かけますので、まずは話しだけ聞いて貰うのも容易かもしれません。
イオンモバイル:https://aeonmobile.jp/
シニアの親世代に使って貰うことだけを考えれば、トーンモバイルやイオンモバイルは悪い選択肢ではありませんが、子供世代も一緒に家族で利用するには、通信速度やプラン、データ容量等の点で若干物足りない面が否めません。
例えば、mineoであれば、親世代、子供世代、孫世代まで家族みんなで使える通信サービスと言えます。
mineoのユーザーフレンドリーは定評がありますし、余ったパケットの融通も可能で、シニア向けにはリモートサポートや訪問サポートなども提供しているので安心です。
通信速度や品質も充分に実用的ですので、ピーク時にWEB閲覧ができない等の心配もありませんので、健闘の余地はあるかもしれません。
ただ、店舗数は少ないですし、シニアサポートを「売り」にしているわけではないので、トーンモバイルやイオンモバイルには及ばない部分がある事は致し方のないところかもしれません。
2020年というと、もう来年なのですね。
ガラケーサービスが終わってしまう来年までに、スマホに切り替えなければならないドコモのシニアに、如何に、使い勝手が良く快適にスマホを利用してもらうか…は、かなり難しい問題です。
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