グルメサービスRettyとスマホ決済PayPayがサービス連携
グルメサービス大手「Retty」と、スマホ決済サービス「PayPay」は、相互のユーザーの利便性向上と、「Retty」掲載店や「PayPay」加盟店への集客を目的としてとのサービスの連携を行う事を発表しました。
「Retty」は、4,000万人超が利用する日本最大級のグルメ情報サービスで、実名で投稿される事から情報の信憑性が高いとして、多くのユーザーから高い支持を得ています。サービス開始は2011年で、以降、順調に成長を続けているグルメサービスです。
一方「PayPay」は、昨年12月の「100億円あげちゃうキャンペーン」第1弾において、知名度を上げたバーコードによるスマホ決済サービスで、使いやすいアプリや、お得なキャンペーン展開などで、人気の決済サービスとなっています。
今回のサービス連携では、2019年4月下旬リリース予定の、RettyにおけるPayPay加盟店の紹介を皮切りに、PayPayアプリ上にRettyの掲載店舗情報を表示する等の連携を進め、双方の利用者の利便性の向上を目指すと共に、掲載店・加盟店への集客支援にも共同で取り組むとしています。
PayPayが使えるお店を探せるのはマル
実際に、PayPayや、他のスマホ決済を利用してみると分かりますが、利用可能店舗を探すのは簡単ではありません。
PayPayには、WEB上に加盟店一覧の表示もありますし、アプリには位置情報を使った「近くのお店」を表示する機能がありますが、地図上で重なり合うなどして、決して、探しやすいとは言い難いものがあります。
特に飲食店は、出先でその場で探すことが多く、Rettyのようなグルメ情報と、利用可能店舗の情報が一緒に手に入る事は、ユーザーの利便性と言う意味では大きく向上するのではないかと思います。
「PayPayが使えるお店で、口コミ評価が良い現在値周辺のカフェ」といった検索ができれば、非常にお役立ちで、筆者もぜひ使いたいと思いました。
「餅は餅屋」と言いますが、決済サービス会社がどう頑張っても、グルメ情報サービス以上のグルメ情報を提供するのは効率的とは言えませんので、こうした連携はどんどん進めて貰いたいと思います。
