当店の修理で多くを占めるのが画面割れ/液晶不良の修理ですが
その次に多いのがバッテリー交換の修理です。
端末を長く使用しているとバッテリーの消耗が格段に早くなったり、充電が溜まりにくくなったり、電源が急に切れる・つかなくなってしまうなどの症状のほか、ひどい状態になるとバッテリーが膨張してしまい液晶画面を突き上げてしまうケースもあります。（本体からパネルが剥がれてしまう状態）
そんな状態でお困りの方は、一度バッテリー交換をしてみるのはいかがでしょうか。
本体を買い替えるのではなく、バッテリーを交換するだけで改善されることがございますので、迅速にかつお手頃に快適さが戻るかもしれません。
ただしそれら問題の原因は、
バッテリー以外から引き起こされている可能性もございます。
通常、バッテリーの寿命は約1～2年といわれていますが、1年未満の方でも先に挙げたような不具合でお悩みの方は結構いらっしゃいます。
そこで、当記事ではバッテリー以外の不具合で考えられることもご紹介しますので、最後までお読みいただいたうえでご自身はどれに該当するのか、ご判断の基準にしてみてください。
"不要"な設定
普段当たり前のようにスマホを利用している中で、実はバッテリーに負荷をかけてしまう設定が意外とあるんです。
例えば、Bluetooth・位置情報サービス・Wi-Fi・アカウントの自動同期などがオンの状態になっていると、それらを使用していない時でも不要な通信が働き、バッテリーが消費されていることがあります。
使用するたびにいちいちオンオフを繰り返すのは面倒ではありますが、バッテリーの消費を防ぐためにも使用していない時には設定をオフにしておくといいですね。
また、不要なアプリを削除したり、アプリを使用した後は必ず閉じて完全に終了した状態にさせるということもバッテリーの持続に効果的です。
iOSの問題
次に考えられるのは、iOSの更新問題です。いつまでも古いバージョンを使用しているとバッテリーの減りが早いと言われています。
では更新すれば問題ない！ という話でもないのが難しい所で、iOS10以降のアップデートではバッテリーの消費が早いという報告もあります。
設定を見直しても消費速度が変わらないという方は、この問題に該当しているかもしれません。iOSが原因で起こるバッテリーの消費は対策がなく、アップルからの改善をひたすら待つしかないのが残念なところですね。
初期不良
エンジニアが自信を持って開発している商品でも、発売当初から初期不良が出てきてしまうことも当然あります。
アップルが認めている不具合では、iPhone6Sのバッテリーが該当します。
公式サイトにて「ごく一部の iPhone6Sが突然シャットダウンする (電源がオフになる) 場合があることが判明しました。これは安全性に関わる問題ではありません。この問題の影響が確認されているのは、2015年9月から10月までの間に製造され、シリアル番号が特定の範囲内にあるiPhone6Sのみです。」と公表しているとおり、実際にこのような不具合に悩まされていた方が少なからずいるようです。
6Sをお使いの方でバッテリーの残量があるのに突然シャットダウンしてしまうという不具合が起きる方は、一度Appleのサイトから初期不良端末かどうかを調べてみてください。
当記事でご紹介した内容が該当する場合はバッテリーを交換しても改善されませんので、まさにバッテリーを交換しようと思っていた方は、今一度ご自身の端末を調べてみてはいかがでしょうか。
バッテリーの不具合なのか、それ以外の不具合なのか、判断に困った際は
ぜひダイワン新宿店までご相談ください。
