
「iPhone8」にsmart connecterが搭載され、ケーブルをつながない非接触誘電やAR(拡拡張現実)・VR(仮想現実)機器との接続に利用可能になる、とイスラエルのメディアThe Verifieが報じています。
「iPhone8」がインダクティブ充電採用との情報
今年1月に、Copperfield Researchが「iPhone8」はアップル独自のインダクティブ充電を採用するとの予測を発表しています。「iPhone8」のボディをガラス製にするのはインダクティブ充電のためだろう、というのがその根拠でした。
今年の秋に発売されると噂の、iPhone10周年記念モデルの「iPhone8」と、モデルの性能向上版「iPhone7s」「iPhone7splus」の3モデルはいずれもワイヤレス充電に対応するとapple関連の著名アナリスト、KGI証券のミンチー・クオ氏らが予測しています。
これらのワイヤレス充電対応という情報と、インダクティブ充電を採用という情報がともに事実だとすれば、現行モデルと同じアルミニウムボディになるであろう「iPhone7s」「iPhone7splus」でワイヤレス充電を行うには、smart connecterが有力と考えられます。
いろいろな方式を検討中
iPhone8は部屋にいるだけで充電が!? 「ワイヤレス充電」と聞くと、対応端末もしくは端末とケースの間にカードのようなレシーバーを挟み、専用の充電台に置くと充電されるもの!というイメージだと思います。 しかしiPhone8に搭載されると噂さているのは、どこかに置く必要もなく「その空間にいるだけで充電される」というもの。
そんな夢のようなワイヤレス充電技術「WattUp」を開発したのは、米カリフォルニアに拠点を置くEnergous社。
2015年にラスベガスで開かれた世界最大級のIT&家電ショーで発表された技術で、その仕組みは ・壁などに給電装置を設置 ・専用アプリで受電設定した端末にのみ、無線で電気が送られる。
現時点でワイヤレス充電ができるのは給電装置から半径4.5m以内(距離によって充電効率が異なる) ・一度に充電ができるのは最大で12台 ・専用アプリで「残量5%以下になったら自動充電」などの設定も可能 というもの。
さて、このイベントの際、Energous社のスティーブ・リズゾンCEOは「2015年以内にはワイヤレス充電技術を搭載した製品を出荷する」と述べていました。
しかし、そのわずか1ヵ月後「重要な戦略的パートナーシップ提携」により計画が変わったことを明らかにし、2017年になった今も世に出ていません。
実はこの「戦略的パートナーシップ」には「WattUpの技術を搭載したスマホやPC、タブレットやウェアラブル端末などを1番最初に発売する権利」も含まれていたんです。
そしてこの技術を搭載した製品を一番にどこが出すのか、Energous社の提携先はどこなのか、さまざまな電気製品メーカーの名前が候補に挙がる中、昨年2月にAppleがEnergous社と独占契約を結んだとのニュースが!!
この後進展を知らせる情報は出てきてませんでしたが、ここに来てリズゾンCEOが「2017年以内にWattUpを搭載した製品を出荷する」「携帯先の名前は言えないが、世界で超有名な電気製品メーカーの1つ。このメーカーの製品を会社や自宅で間違いなく使っている」と発足。
昨年2月の報道もありますし、Appleである可能性はかなり高いと考えられます。 iPhone7/7plusでは多くのユーザーが期待しているような変化を取り入れなかったApple。
iPhone8でWattUpによるワイヤレス充電を搭載できれば、アニバーサリーイヤーにふさわしいモデルとなりそうですね。