
Appleをかたるフィッシング詐欺のメールやサイトが稼働しています!個人情報などを入力しないように注意してくださいね。
AppleやiCloudなどをかたるフィッシング詐欺はこれまでに、Apple IDがロックされたという通知、アカウント情報のアップデートが必要などの案内メールや、iCloudのアクティベートを促すメールが報告されています。2016年12月や今年2月にも、Appleをかたるメールが報告されていました。
あの手やこの手で…、本当に良く考えるものです。
最近出回っているフィッシングメールは、件名が「AMZN Mobile LLCからの最近の購入」となっており、本文には、利用中のApple IDに以前は関連付けされていなかった端末からの利用があったとして、パスワードをリセットする案内が記載されています。
一見すると親切な内容ですよね。そのまま信じて、「じゃあ、心配だからパスワードをリセットしよう!」と思ってしまいます。
メール本文のURLを開くと、Apple IDの管理サイトに似せたページが表示され、メールアドレスや名前、住所、クレジットカード情報、パスワードなどの入力を求められる仕組みです。情報の送信後は正しいAppleの公式サイトに自動でページが切り替わるため、フィッシングサイトということがわかりにくい構造となっています。
フィッシング対策協議会では、複数のフィッシングサイトは現在も稼働中だということです。一部のフィッシングサイトはサーバ証明書を悪用し、安全なサイトを装っているので見分けがつきにくいです。これらのフィッシングサイトではメールアドレスやID、名前や住所などの個人情報を絶対に入力しないようご注意ください!
Source:フィッシング対策協議会
URL:https://www.antiphishing.jp/news/alert/apple_20170419.html