

「携帯料金が高い!」「世界的に見れば高くない!」など、携帯料金について様々な声が四方八方で聴こえてきます。 さらに、高い安いだけでなくて、料金体系がわかりづらいことに対してもお役所から指摘が入っています。
携帯ショップでのオプション加入
料金体系がわかりづらいのは誰もが知ることですが、今回は携帯ショップでのオプション加入について一つ。 携帯ショップの窓口では「こちらの◯個のオプションサービス(アプリ)に加すれば○○円お値引きできます。」「キャンペーン価格で機種変更するならこの◯個のオプション(アプリ)加入は必須とさせていただいてます!」「契約後○か月は無料ですが○か月後からは課金対象となるので不要な場合はそれまでに解約してもらえれば大丈夫です!」「いつ解約しても大丈夫なので○○日を経過してから解約してださい。」など、日本に住む人なら一度は耳にしたことがある国民的フレーズです。
これらサービスへの加入により大幅な値下げができるのはオプションやアプリ提供者の広告費用でキャリアや携帯ショップの利益が補これらサービスへの加入により大幅な値下げができるのはオプションやアプリ提供者の広告費用でキャリアや携帯ショップの利益が補填されるからであって、携帯端末の料金、購入費用とは全く関係ありません。 もちろん、ユーザー側からすればオプション(アプリ)を解約する手間があっても安くなるなら加入したいというのが本音ですが、トータルで安くなっているかどうかが判りづらいのであれば、この仕組みに呆れてしまうのも現実。唯一、業界や企業の大小に関係ないということ身を以て勉強させてくれます。
毎月のプランについて
毎月のプランについては、もう涙の出る話です。 ショップでは教育されたスタッフの方が判りやすい言葉できちんと説明してくれます。まずは、それぞれのプランに対して説明をしっかり受け、こちらからは不明点を質問して、それに対しても丁寧に説明をしてくれて、、で結果、「じゃあこれ(このプラン)でお願いします。」とこちらもお決まりのフレーズで決めますが、心の中は「本当はまだ不明なとこあるし最初の方にした話たぶん忘れてるし、いまは休みの日の大切な時間なんでもういいです。」なんです。白旗を揚げているんです。そしてそれは目の前のスタッフさんも間違いなく感じ取っています。。あの内容をあの受付時間内ですべて頭にインプットして、明細を開いたときに「ムム…」と思わない人、いるとは思いますが2%くらいじゃないでしょうか。 もちろん、毎月支払う電話料金なので、明細に記載される内容に分からない点が無きよう、1時間でも2時間でも3時間でも話をするべきかもしれません。でも、そんなことそちらも望んでますか?だからもっと分かりやすくしてほしいです!という話で。 毎月の利用明細を見れば、足し算と引き算が繰り返されていて、難解な本を開くときのストレスと同じ恐怖です。あれだけわかりづらい利用料金の請求を管理するコストが利用料金に大きく転嫁されていないことを願うほかはありません。
日本全国で一頭地のテナントに入ったショップで丁寧すぎる接客受けること、フリーダイヤルで長電話しながらでも無料でアフターケアを受けられてしまうこと。一見して、ユーザーにとってベストな環境を提供してくれていると考えるのは簡単ですが、こういった経費を利用料金にすべてまとめて請求していることが、いろんな問題を引き起こしている気がします。