埼玉県について調べてみる【上尾】

埼玉県を調べてみるシリーズ、今回はさいたま市のすぐ北にある上尾市です！

上尾の名前の由来
上尾の名前の由来には2つの説があるらしく、1つは地形が関係している説です。もともと芝川と鴨川に挟まれた台地にあることから、陸や高地という意味で上、山の尾根から尾という文字をとって、上尾になったそうです。
もう1つの説は氷川鍬神社に伝わる伝説で、上尾の地に訪れた人が置いて行った荷物の中に、数十本の稲穂があり神棚に上げて奉ったことから、「稲穂を上げる」→「上げ穂」→「上尾」となったという説があります。
神社説は本当はもっと長い話みたいなので、興味があれば調べてみると面白いかもしれないですね。しかし、なんで荷物を置いて行ったのかは謎です。

上尾市の地理
埼玉県の中部にあり、さいたま市に接しており交通も良いため多くの人が住んでいます。メインの駅である上尾駅には高崎線が乗り入れていて、上りは大宮・東京・新宿・横浜方面へ行き、湘南新宿ラインと上野東京ラインの違いで池袋・新宿ルートと、上野・東京・品川ルートに分かれています。こういった交通の便の良さから、東京方面へ通勤・通学する人も多くいるようです。

上尾市の特徴
旧中山道の「上尾宿」として宿場町として発展したエリアです。かつてから農業が盛んで、梨などの農作物をつくているほか、ブリヂストンサイクルの本社と工場があります。さらに、日本信号の上尾工場があるので、日本の多くの信号機などは上尾で作られているようです。また、通信販売大手のベルーナ本社もあるので、上尾からさいたま市や東京都へ通勤する人以外にも、上尾へ仕事に来る人も非常に多くいるようです。
聖学院大学という私立大学もあります。政治経済学部・人文学部・人間福祉学部の3学部を設置しており、学生も比較的多くいるエリアと言えそうです。

上尾市の公園
上尾市には大きな公園として上尾運動公園があります。この公園には陸上競技場や体育館、ジョギングコース、滑り台やブランコなどの遊具も整備されており、常日頃から多くの人が訪れ、スポーツを楽しんでいるようです。
さいたま水上公園という県営の公園もあります。ここには広大な敷地に7種類のプールがあり、夏には非常に多くの人が遊びに来る水のレジャーランドです。プールだけでなく、釣り堀や卓球場、託児施設もあるため、泳ぎ以外の目的でも人が遊びに来る公園です。また、埼玉県内にはさいたま水城公園以外に、川越水城公園、しらこばと水上公園、加須はなさき水上公園が埼玉の県営公園として設置されています。

奇祭・どろいんきょ
毎年7月に行われるお祭りで、「いんきょみこし」と呼ばれるお神輿に水をかけて地面に転がし、人もお神輿も泥まみれになって行われるお祭りです。氏子の家の前や庭先にも大量の水をまき、どろんこになって豊作祈願を行うお祭りです。私はまだ見たことありませんが、大人になってからどろんこになって騒げるって最高だろうなと思います。

ちなみにお笑い芸人のハライチも上尾市の出身だそうです。最近はドラマなどに出ていてコントなどを披露してくれませんが、「全てのボケを受け止める」という画期的なあの芸をまた見たいもんです。

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