
ダイワンテレコム大宮店をご利用頂き誠にありがとうございます。
いや〜、暑いですねぇ〜。
台風5号は綺麗に関東を避けて通過しましたが、太平洋の熱気をそのまま運んできたのか、いつも以上に暑く感じます・・・(ー ー;
台風一過ということもあり、今週は晴れ晴れとした天気が続くのではないでしょうか。
まぁ、そういうときに限って夕方にゲリラ豪雨に見舞われるケースがよくあるんですよね。
先週は夕方の突然の雨で仕方なくビニール傘を買い、気づけば自宅に3本ぐらい傘が溜まっていました。笑
そんな感じの修理スタッフのYKです ´ ▽ ` )ノ
ここ最近、充電ケーブルを差し込んでも電池残量が増えないという症例がいくつか報告されています。そこで、今回のブログでは充電トラブルの原因と対処方法をご紹介したいと思います。
充電ができないトラブルの原因の多くは、
「バッテリーの劣化」「ドックコネクタ(Lightningコネクタ)の故障」「ロジックボード(基盤)の故障」の3つです。
iPhoneの充電トラブルの内、以下に当てはまる場合は「バッテリーの劣化」の可能性があります。
・突然充電が出来なくなった。
・製品を購入してから2〜3年が経過している。
・バッテリー交換をしたことがない。
まず、「バッテリーの劣化」についてですが、元来iPhoneで使用されているリチウムイオンバッテリーは2〜3年が寿命と言われています。3年目以降は「充電ができなくなる」「突然電源が入らなくなる」といった不具合が頻発し、バッテリーが膨張する恐れもあるため2年目以降はバッテリー交換を視野に入れる必要があります。バッテリーにつきましてはコチラから!
次に「ドックコネクタ(lightningコネクタ)の故障」についてですが、ドックコネクタ(lightningコネクタ)が故障すると充電ができなくなるトラブルの他に、イヤホンをさしても音が出ない、スピーカーから音が出ないといった不具合が起きることがあります。ドックコネクタ(lightningコネクタ)はイヤホンジャック、マイク、スピーカーのケーブルが1つに収束しているため、充電以外の機能に不具合が生じる可能性があります。ドックコネクタ(lightningコネクタ)が故障する原因の多くは、落下などの過失、ドックコネクタの経年劣化で、充電ケーブルを差し込むと充電の反応はするが、グッと奥に差し込まないとしっかり充電されないといった症状が報告されています。突然充電が出来なくなるというケースは低く、徐々に症状があらわれるのが特徴です。
3目の「ロジックボード(基盤)の故障」についてですが、これは落下の衝撃がロジックボードに負荷が加わることでドックコネクタ(lightningコネクタ)からの信号を受信が出来ず、充電が出来なくなることがあります。他にも、過去に水没した痕跡があると充電ケーブルを差し込んでロジックボードをショートさせてしまうことがあり、この場合は部品交換で復旧することは出来ません。Apple Store、もしくはApple正規プロパイダにて本体交換をしてもらう必要があります。「ロジックボード(基盤)の故障」は、ドックコネクタ、バッテリーの部品交換で確認しない限り原因を特定することができず、修理スタッフも実機を確認しないことには判断することができません。
その他
過去に一度だけ当店にソフトウェア起因による充電トラブルの症例がありました。 それは、下記の画像のように充電ケーブルを差し込むと「このケーブルまたはアクセサリは認定されていないため、このiPhoneで正常に動作しない可能性があります。」と表示され、電源供給がストップされてしまう症状です。
iPhoneは充電が100%に達すると電源供給をストップするようにiOSのソフトウェアが認識していますが、電池残量が10%でもこの画面が表示されると供給がストップされ、充電することが出来なくなってしまいます。純正の電源ケーブルを使用すると改善するという報告がありますが、純正ケーブルを差し込んでも改善することができませんでした…(iTunesに接続することもできません)。この症状はiOSソフトウェアのバグの可能性があるため、同じような症状がみられる場合は、Apple Store、もしくはApple正規プロパイダにお問い合わせをする必要があります。