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iPhone修理専門店
ダイワンテレコム大宮店
修理スタッフのYKです。
iPhone8のバッテリー容量が2,700 mAhになると予想されています。
2,700 mAh?
つまりどれくらい?
従来のiPhoneのバッテリー容量は1,440~1,715mAhで、iPhone7に至っては1,960mAhとなっています。
iPhone各機種バッテリー容量
iPhone5 1,440 mAh
iPhone5c 1,510 mAh
iPhone5s 1,560 mAh
iPhone6 1,810 mAh
iPhone6 Plus 2,915 mAh
iPhone6s 1,715 mAh
iPhone6s Plus 2,750 mAh
iPhone7 1,960 mAh
iPhone7 Plus 2,675 mAh
各機種をご覧になってわかるかと思いますが、2,700 mAhとなるとiPhone7の+740 mAh、つまり38%増しになるそうです。そして駆動時間がiPhone7より50%伸びると予測されています。しかも、iPhone6s Plusと変わらないバッテリー容量!?
バッテリー容量が増えるとその分バッテリーの形状の拡大が必要になり、本体が大きく設計されると予測していましたが、公開されたiPhone8のリーク画像を確認するとiPhone7と左程変わらない大きさで、むしろ細くスタイリッシュになったように見えます。
ではなぜバッテリーの容量が大きくなるのに、形状は変わらないのか。
それはロジックボード(基盤)が大きく関係しているようです。
従来のiPhoneはL字型のロジックボードが搭載されており、空いたスペースを埋めるようにバッテリーが設置された構造となっています。しかし、iPhone8ではL字型のロジックボードを小型し、2枚重ねの複層式になると予測されております。複層式にすることで従来のL字型よりもスペースが確保でき、空きを埋めることでバッテリー容量の拡大が可能になるのです。
ではなぜバッテリー容量の増量が今回リリース予定のiPhone8に+740 mAhもの容量拡大が必要なのか。
それは「液晶画面の拡大」が考えられます。
iPhoneだけでなくAndroidのスマートフォンも共通して、液晶画面のインチ数が増えるとその分電力消費も増加していきます。iPadやTabletPCに至っては液晶画面のインチ数が高いため、その分ロジックボードよりもバッテリー面積の比率を高く設計しなければなりません。従来のL字型ロジックボードではバッテリーの面積がより必要になるので、iPhone8のようにロジックボードの小型化、複層式にする必要があると考えられます。iPhone8だけでなく今後開発されるiPhoneシリーズはこの複層式ロジックボードが次々と導入されると思います。複層式によってバッテリーだけではなく、また別の新機能を搭載することも可能になると予想されるので、これからのiPhoneの開発にも期待が高まりますね!