iPhoneの液晶交換ってどうやってるの！？実際の流れを大公開！

今回は一例としてiPhone7を使用していきます。少し古い機種ですが、その分今でも大切に使っている方が多いので修理依頼を頂くことも意外と少なくありません。

まずは下の写真をご覧ください。

赤丸の部分をご覧ください。ぼんやり白く光っているところがありますよね。これは光漏れと呼ばれる症状です。今回はここを直すために、新しい液晶に交換したいと思います。

①液晶パネルを開ける

充電コネクタ横の星型ネジ×2を外し、ヘラを使って液晶を開けていきます。

②バッテリーのコネクタを外す

内部を触り始める前に、バッテリーのコネクタを外します。ここが繋がっていると意図しない通電が発生して端末が壊れる危険があります。

③液晶を外す

液晶部分を取り外します。ここからさらにパーツを取り外していきます。

④イヤースピーカーとフロントカメラを取り外す

小さなプレートを外し、フロントカメラ・イヤースピーカーを外します。粘着シールでくっついているのでヘラと無水アルコールを使用して丁寧に剥がしていきます。

⑤ホームボタンを取り外す

ホームボタンはかなり繊細で壊れやすい部品です。慎重すぎるほど慎重に、ゆっくり外します。ここでミスをするとホームボタンが押せなくなったり、指紋認証が効かなくなったりします。

⑥液晶裏面のプレートを外す

液晶の裏面全体を覆っている銀色のプレートがあるので、それを外します。これで液晶から取り外す部品は最後です。

⑦新しい液晶に部品を載せ替える

取り外したイヤースピーカー、フロントカメラ、ホームボタン、プレートを新しい液晶に移植していきます。外した時と逆順で慎重に作業します。

⑧完成！

これで液晶交換は完了です！新しい液晶になったので光漏れも解消されました。

作業内容としては以上になります。

作業工程を見てみて、いかがでしたか？手先の器用さに自信のある方なら（これなら自分でもできそう！）と感じたかもしれませんね。私も文章で説明していて、意外と簡単だな～という気分になりました。

でも、ご自分で施工することはおすすめしません！なぜなら実際の作業はこのようにスムーズにいかないこともあるからです。

・ヘラの力が強すぎて液晶に傷を付けてしまった、液晶不良を起こしてしまった
・重要なコネクタに傷を付けたり、切断してしまった
・ホームボタンが効かなくなった
・基板をダメにしてしまった

など、結局修理店に持ち込むことになる可能性が高いです…！復旧不可能な壊れ方をしてしまう場合もあります。当店では基板修理のご提案もできますが、絶対に直るわけではありません。

自信があったとしても、やはり修理は修理の専門店に依頼するのが確実・安心です！

iPhoneの液晶が割れた、表示がおかしくなった、そんな時にはダイワンテレコムふじみ野店にお任せください！熟練した修理技術を持つスタッフが即日修理いたします。

画質などが異なる数種類の液晶があり、お客様の使用状況によってお選びいただけます◎

皆さまのお越しをお待ちしております！