みなさん、こんにちは。ダイワンテレコム青砥店です。
今月は、iPhoneSE3の発売からちょうど１年になります。発売直後に買った方でAppleCare +に加入されていない方は、保証切れを迎えていることを意味します。事故確率からも私たち非正規店の本格的な出番でございます。
新品のiPhone13や14シリーズが10万超えの価格相場にあって、SE3はだいたい半分以下で入手が可能なのは、iPhone8及びSE2からの部品流用による設計、生産費の低減が理由として挙げられます。
これまでもこれからも多くご対応させていただくパネルにつきましては、8やSE2と共用の物となり、専用の物は今のところなくて、SE3非対応の物があるというサードパーティー事情です。厳密には純正の8とSE2では大きなヒートシンクプレートがあったのに対してSE3では小さなプレート2枚になっているので、全く同じではないのですが。基板からの熱量の問題を意識すると、状況的にSE2と同じにしておけば問題ないという判断のもとに、当店では小さなプレート2枚を外し、ジャンクパネルから外した大きなヒートシンクプレートを取り付けています。数に限りがあるので新品の供給がなければ今後変更する可能性もありますが。
パネルの次にこれから多くご対応させていただくことが予想されるのは、バッテリーです。SE2と同じ大きさでありながら容量アンペアが違うので、最近までダイワンテレコムでは非対応でしたが、今月から入手可能となりましたので、お問合せください。相当のヘビーユーザーさんでない限り、まだ最大容量が多く残っていると思われますので、当店ではあと数ヶ月は予約取り寄せ対応の見込みです。
iPhoneSE3でまだ対応できないのは、ラウドスピーカー故障になります。実は先日電話でお問い合わせをいただきました。多くの部品がSE2から流用されていながら、基板が少し大きくなった分、ラウドスピーカーの部品が小さくされていまして、これが入手不可能なのです。お隣のライトニングコネクタケーブル交換で症状が改善することもあるようなのですが、なかなかに不確実対応となります。あくまでもこの2023年3月現在での話になりますが、ラウドスピーカー故障についてはAppleさんに行っていただくのが正解です。イヤースピーカーの方はSE2と同一なので問題なく交換修理させていただきます。
以上、ダイワンテレコム青砥店でした。
