みんさん、こんにちは。ダイワンテレコム青砥店です。
アメリカでは「修理する権利」が叫ばれていて、工具を揃えて実行してしまう人がいるようですね。日本でも次第にこの流れが加速するものと思われます。
Appleさんもそれは承知で製品開発をしていて、iPhone14はかなりセルフ修理も意識された作りらしいのですが、それ以外の機種はまだまだ難易度があるというのが現状です。
最近修理させていただくことが多いのは、使用開始から3、4年経過したiPhone11やSE第2世代といったところですので、まだまだ修理は正規店か我々非正規店にお持ち込みいただく形が正解です。
先日も長期間放置されたiPhone Xをご自分でバッテリー交換してみて、原因が別のようでご来店されたお客様がいらっしゃいました。充電口の故障でもないと判明して、基板修理はしない選択をされ、もう一台の現役でご使用中のiPhoneXにリアカメラとインカメラの両方を移植する形になりました。そちらのインカメラもご自分で交換に挑戦されて失敗し、それ以来インカメラとリアカメラにフラッシュライトも使えない状況だったとのことでした。
ネジを回して交換すればとお考えだったようですが、私が開けてみるとネジが足りない状況で、ケーブルの断線も見つかりました。簡単なようで、内部を知っていないと、コツを知らないと、壊れてしまうのが精密機器です。古ければ古いほど壊れやすいので、お気を付けください。
結果的に両方のカメラ機能の復活ついでにフラッシュライトも復活して、Face ID以外は普通に使える形でお返しすることができました。ネット通販でお買い求めになったバッテリーは、定期的に充電しないと使えなくなってしまうことと、メーカーが違うので引取できないことをご説明し、オークション等で早期に売却をおすすめもしました。
機械いじりが好きな方で、調べてどうしても自分でという方もいると思われますが、あと5年以上の数年は、私たち非正規店にお任せいただくのが正解です。誰が開こうと、精密機器ゆえに予期せぬ不具合もあり得ますが。
以上、ダイワンテレコム青砥店でした。
青砥店
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