GooglePixel修理のダイワンテレコム名古屋今池店です。
今回は「GooglePixel 6a音量ボタンが断続的に押された状態になる場合」の改善方法をご紹介します。
お持ち込みされたお客様からの情報では「落下衝撃などは無くアルコールで拭いた程度で他は特に原因が思いつかない」
とのことでした。
実際に私がPixel6aの音量ボタンを押してみると何か違和感があり、ボタンを押した時の反応(返し)が鈍く時々押した状態で固着する現象が何度か確認できました。
ここで気づいた点としては
・断続的ではあるがボタンを押すと反応がある
・ボタンが押されっぱなしになって固着状態になっている
このことから
・ボタンの固着が開放されれば、通常使用できる可能性あり!
と考えました。
早速分解スタート!
GooglePixel6aの画面パネルはAndroidでは珍しくベゼル付きパネルなので
iPhoneパネルと似ていて開ける際も割れにくい構造になってます。
ネジ10本ほどで固定されているヒートシンクプレートを慎重に外してから
バッテリーコネクタを外し次の工程へと進みます
バッテリーは粘着テープで固定されているので
バッテリー上部にあるビニールフィルムを解き放ち上に引き釣りあげます
この基板は
・上部1箇所だけネジで固定されているので外す
・+音量/電源ボタンコネクタケーブルを外す
必要があります。
ここまで来たらようやくボタンケーブルの取り外しができます。
まずはケーブル固定用の鉄板を外します。
力を入れすぎたり
やり方を間違えるとケーブル断線する可能もあるので慎重に
内側から押し出してあげると取り外せます。
その後は綺麗に汚れを拭き取ります。
修理時間はトータル90分ほどかかりましたが無事にボタン補正が完了しました。
今回のような
・ボタンが勝手に押される
・押しづらい
・ボタンが陥没して動かない
などの症状であれば部品交換しなくても直る場合がありますので
機種問わずぜひご相談くださいね!
名古屋今池ガスビル店
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