郵便受け考察

[公開日:2022/03/28]
筆者: 青砥店

みなさん、こんにちは。ダイワンテレコム青砥店です。
今日は当店の広報活動から、マンションの郵便受けについて考えてみました。

まん延防止等重点措置下の先月オープンした青砥店では、地域社会への浸透を図るため、独自の広報活動を行なっています。
最初は直径17ミリの円形マグネット、今では同サイズくらいのおはじきを利用し、表面に「iPhone修理・買取 ダイワンテレコム青砥店」、裏面に当店の修理サイトに飛ぶQRコードというシンプルなシール貼りのものです。冷蔵庫等にくっつけてもらうことを狙ってマグネットにした長期的戦略だったのですが、洗浄の手間がかかるため素材を変更して今に至ります。

ネットの時代にこの広報活動に意味があるのかという疑問はもちろんあるのですが、当店は個室内営業のため、常にお客様の目に晒されておらず、ご用のある方からは必ず電話をもらう形の施設事情もあって動きやすいことと、自身が地元民でないことから、地域をより知るためにも良い手段であることから実施しています。困ってから調べて当店を知るか、知っててから困るかの違いですが、家族や友人、知人間での話題になれば良いわけです。

配布効率を考えて、ターゲットをマンションに絞って配っています。
そんな中で郵便受けについて気づいた点を記します。

昭和生まれでマンション育ちだった私にとって、郵便受けとは、郵便配達員さん以外の人も自由に投函できるというのが前提イメージでした。
ところが、時代が変わって郵便受けも進化を遂げていたのです。

昭和の高度成長期あたりからあるマンションの場合、郵便受け自体は開閉しても入れやすいように口が空いているタイプになります。配布する側からすると一番入れやすいのですが、虫なども入りやすいタイプになります。
次の進化形としては、受け口が内部に向けて開閉するタイプ。これも入れやすく、虫はまず入らないです。
前世紀末あたりから増えたオートロックマンションでは、壁に埋め込まれていて、投函側を自由出入り、受け取り側を居住者のみとする空間利用が多いです。受け口が内部に向けて開閉するので入れやすいです。
ところが最近では受け口が外部に向けて開閉するタイプの物もあり、非常に入れにくいです。郵便物以外を暗に拒絶している印象です。
そして今世紀最新型のオートロックマンションでは、居住者だけが郵便受けにアクセスできる構造で、郵便局員でさえ管理人の許可がないと入れない、究極の部外者シャットアウト構造!受け口にたどりつけないと、配布側はなす術なしでUターンしかありません。
もちろん、最新型でなくても「チラシ投函禁止」を掲げるマンション、居住者は多く、中には着払いで返送しますなんて貼り紙もありましたが、郵便受け製造メーカーと建築設計会社が利用者の声を聞いて進化させた結果をよく知ることができました。

ポスティングをメイン事業にしている会社は最新型マンションにどう対応しているのかという疑問はさておき、チラシの排除は本当に正しい選択なのでしょうか。

確かにかなりの高い確率でチラシはゴミにしかならない不要な物です。でも地域のお店の新設、特売情報やクーポン、時として時勢への疑問の声などが入り込んでくることもあるのです。政治や宗教に限らずです。

核家族化が進んで、何でもネットで得られる社会にもなりましたが、地域社会と疎遠になるのは危険な気がします。チラシによって大なり小なり刺激を受けて考える、判断する心の余裕を持ちたいものです。

広告物の自由度により、電話番号も所在地も明記していない物を配っている意味ではかなりの進化形と自負していますが、多くのマンションを巡って分かったこと、考えたことは以上です。

葛飾区の皆様、ダイワンテレコム青砥店をよろしくお願いいたします。

 

この記事を書いた店舗情報

青砥店

125-0062
東京都葛飾区青戸3丁目31−42F6号室 磯太郎ビル

070-8327-0472

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