こんにちは、iPhone・スマホ修理ダイワンテレコム名古屋今池店スタッフのキクチ です。
iPhone12miniやiPhone12Pro MAXが発売されて乗り換えや新規購入される方も多数いらっしゃる時期ではありますが、この頃に急増するご相談の中でも多いのが"旧機種➡︎新機種へのデータ移行"です。
ご存知の方もいると思いますがiOS12.4~であればiPhone間のデータ移行可能です。
しかし"機械が苦手"・"やり方がわからない"方のために今池店では代行してデータ移行(税別3,980円)を承っておりますのでお気軽にご相談ください。(作業時間60分〜[データ量により変動あり])
さて、今回は新機種(防水機能有り)のiPhone12シリーズでもあり得るiPhone水没の事例についてご紹介します。
原因は不明ですが、こちらiPhone7の水没端末内部です。
電源が入らない状態でのお持ち込みでした。
iPhone7の内部には水に触れると赤く反応するシール(元々は白色)が2箇所あります。
・本体上部(Wifiアンテナ部分)
・本体左中央部(SIMカード部分)
(当店ではこのシールどちらかでも赤く反応している場合や浸水跡がある場合は修理後の保証が無効となります)
今回はSIM部分のシールはありませんでしが、全水没状態でした。
よく水没の修理をご依頼いただく際に質問される内容で
"どれくらいの可能性で復活しますか?"
と聞かれることがありますが、
当店では"実際やってみないとわかりません"とお答えしております。
その理由は、"水がどの程度入って何処がどうショートしているかわからない"からです。
結構水が入っていても、真っ先にバッテリーがショートしてすぐに電源が落ちていれば他がショートする確率が少ないので内部クリーニングだけで電源が入る場合もありますし、少しの水でも基板のメイン電源チップをショートさせてしまうこともあります。
まず、最初に分解するのは基板です。
iPhoneの心臓部分とも言えるこの基板を最初に取り出してクリーニングを行います。
iPhone7の基板には裏と表があります。
表はハンダ 固定された蓋がついているので現段階では
裏のシールで覆われた部分を開封して洗浄します。
写真をご覧の通り基板中央辺りが緑色に腐食している部分があります。
この腐食が表面的(軽度)であれば洗浄で行けますが、チップ損傷している場合は基板修理になります。
基板洗浄後して乾燥するまでの間で他の部位を確認します。
水没が酷い場合はスピーカー裏やライトニング部分にまで浸水していることがあります。
ここの部分もしっかりと洗浄乾燥させていきます。
次に液晶パネルも分解してみます。
iPhone7の液晶パネルの裏にはヒートシンクパネルがついているので
わずかな水でも表面張力で広がってしまうことがあります。
特に画面右側の黒い線(フレックスケーブル)周辺は液晶パネルの心臓部でも有る為、水がつくとタッチが効かなくなったり、液晶が映らなくなることもあります。
この段階(見た目)では動作の可否がわからないので念入りに水分を拭き取ります。
数時間後によく乾燥させた部品群を元に戻してiPhone7の電源を入れてみました。
が、画面は点灯せず・・・
液晶パネルやバッテリーを交換してみました。
が、電源入らず・・・
今回は基板修理となりました;
基板修理は3日ほどお預かりしての修理となります。
修理後、画面は浸水跡があるものの
タッチや表示ができる状態で復活しました。
"水没によるデータ抽出はデータを取り出すことが最大の目的です。
基板の損傷箇所や損傷具合によっては今回のように電源が入った状態でのお渡しも可能です。
(起動不可状態の場合はUSBなどのメディアにデータを入れてのお渡し)
iPhone修理ダイワンテレコム今池店では画面割れやバッテリー交換などの部品交換以外にも
基板の故障などの修理受けたまわっておりますのでお困りの際は是非一度ご相談くださいませ。
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