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新型コロナウイルス対策として、政府が開発を行っている「接触確認アプリ」の公開予定は6月中旬頃になると安倍内閣総理大臣より明言されました。
人口の6割弱に普及でロックダウン回避
5月25日に開かれた安倍総理大臣の記者会見で、全国的に緊急事態宣言の解除を行うとともに、更なる、緊急事態制限やロックダウンを回避するためには、「接触確認アプリ」の導入が「鍵」となる、と明言しました。
接触確認アプリの導入し、感染者との濃厚接触の可能性があるスマートフォンのユーザーに自動的に通知することで早期の対策につながると述べています。
個人情報の取得は心配ないと強調
安倍内閣総理大臣は、「このアプリが人口の6割近くに普及し、濃厚接触者の早期確認が可能になれば、ロックダウンを避けることが可能になる、大きな効果が期待できる」と接触確認アプリがいかに重要性に高いか言及しています。
各国で開発されている接触確認アプリの中にはユーザーの個人情報を収集するものもあるが、政府が開発する接触確認アプリについて「個人情報はまったく取得しない、安心して使えるアプリ」と個人情報が守られることを重視したアプリであることを強調しました。
日本政府の接触確認アプリは「来月中旬を目処に導入する」と明言し「多くの皆さんに活用いただきたい」と接触確認アプリの導入を呼びかけています。
AppleとGoogleが共同開発したAPIを活用
政府の有識者会議は、5月17日に接触確認アプリの仕様書を公開し、AppleとGoogleが共同開発したAPIを活用して開発を進めることを発表しています。
先日公開されたiOS13.5には、接触確認機能を管理することが出来る「COVID-19接触のログ記録」メニューが存在することが報告されています
