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10月16日、国税庁はスマートフォンとマイナンバーカードを使うことで、「e-Tax」の機能を利用できるようになるサービスを発表しました。
実際に利用できるようになるのは2020年1月31日から開始するとのこと。
「e-Tax」とは？
「e-Tax」は「国税庁ホーページ」にアクセスし、確定申告書等を作成することができるシステムです。これまでPCのみが対象でしたがスマートフォンとマイナンバーカードにより、「e-Tax」を利用できるようにしました。
2019年1月時点でスマートフォン向けの「e-Tax」サイトを用意しておりましたが、ID・パスワードを入力することで使用できましたが、税務署等の職員と対面による本人確認後に「ID・パスワード方式の届出完了通知」に記載されたe-Tax用のID・パスワードを利用するといったことから面倒な部分もありました。マイナンバーカードを利用できるようになることにより、この負担が軽減されるかもしれません。
スマートフォンで「e-Tax」を利用する場合
マイナンバーカード方式のスマートフォンで「e-Tax」を利用する場合、Androidではブラウザに「Google Chrome」を使用し、iOS(ver13.1以降)では「Safari」を用いてサービスを利用する。iPadOSには非対応とのこと。
マイナンバーカード方式を利用する場合はマイナンバーカードの読み取りが必要となる為、マイナンバーカードのサイト「マイナポータル」での設定が必要となる。
また、消費税および消費税の軽減税率対象の取引がある場合、区分経理をした帳簿が必要となる為、国税庁はPCでの申告を推奨している。
