こんにちは
iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム渋谷道玄坂店です。
ドローンで食料を配達されるのは未来の話だと思っていましたが、どうやらもう目の前まで迫っているようです。
ドローン配送業者のMannaが、300万ドルの追加投資の獲得に成功したと発表しました。これにより、Mannaのシードラウンドは総額520万ドルに到達しています。
世界初のドローンを利用した料理配達
起業家のBobby Healy氏によって設立されたMannaはドローンを活用してレストランやダークキッチンへ注文の入った料理をドローンで配達サービスを提供する企業です。
ドローンでの料理の配達は誰もが一度は想像した使い道ではあったと思うのですが、あくまで近い未来の話だと私は思っていました。
しかし、Mannaでは2020年3月からアイルランドでサービスを開始する予定としており、未来の話ではなく現在進行形で準備が進んでいることが明らかになりました。
配達専用にカスタムされたドローンたちは地上から約10m付近でホバリングしながら、レストランやオンラインの食事テイクアウトプラットフォーム、ダークキッチンから顧客に直接料理を提供するのですが、なんと半径2km以内であれば3分ほどで配達可能なのだそう。
天候にも、交通状況にも左右されることが無いため、道路を活用した既存の配達サービスよりはるかに早く安価なサービスとなるかもしれません。
プライバシーへの懸念
Healy氏はMannaのサービスを2020年内までに3か所へと拡大する予定だと語っていますが、都市部ではマンションやビルなどでのプライバシーにも懸念が持たれています。
これに対して「Mannaは純粋な物流サービスを提供する企業で、ドローンにはカメラもなく、データを記録する機能もありません。むしろ人が関与していない分これまでの配達トラックよりもプライバシーは侵害されない」としています。
これからの課題
Mannaでは商業として成立させるためにアイルランド航空局と3年間協力をしてきたため、ドローンを使用する権限等にはなんら問題はないとしています。
しかし、アイルランド全域で適切なサービスを提供するには最大で4000台、イギリスでサービスを提供するにはおよそ44000台が必要になると予測しています。
莫大な資金が必要となるために今後Mannaの資金調達はドローンの商業利用と推進するためには目の離せないものとなるでしょう。